自分の仕事はここまで。
こいつは削っただけの状態では木目状の模様がでない。
先ほど引き渡してきました。
これからBOREDさんの手で見事な紋様が姿を現します。
自分の仕事はここまで。
こいつは削っただけの状態では木目状の模様がでない。
先ほど引き渡してきました。
これからBOREDさんの手で見事な紋様が姿を現します。
インターネットのおかげでビルダーさんの製作途中とかの写真を目にする機会が増えてきました。
うちには少々理由があり、製作途中の写真紹介というものが少ないです。
まず一つは、集中して製作している最中にカメラをかまえるような心境になることがほぼありません。
フレームオーダーってのは安くは済みません、うちを信頼していただき一台ご依頼くださるということは本当に有難い事だと思っています。
そんな心境からかそれなりの気持ちで製作させていただいているつもりなので、どうも写真を撮るということは心の中から消えてなくなっている状況がかなり多いです。
出来上がった安堵と達成感でもないと、写真でも撮ろうかなという心境になれません。
一人で全業務を行っているので、自分がこうだと写真も当然撮れません。
そしてもう一つの理由は、オーナーさんに一番先に見ていただきたいということです。
自分がオーダーする側に立ったとき、自分が現物見るよりも先にウエブに掲載されていたら少々心中複雑。
出来上がりを見る、それを一番先に出来るのがオーナーさんの特権。
うちのは部分的であっても誰のか判別できてしまうことが多いので、判別できてしまうものは部分アップもしてません。
オーナーさんに現物出来上がりを直に見ていただき、掲載許可をいただいたらアップするという流れになってます。
未掲載の自転車もあります。
多くの方にみていただくのも大事な事かもしれません。
自分の求める方向性は名声を上げて数多くのフレームを作るということではありません。
万人受けするものということではなく、共感してくださる方々と信頼関係を築き、意味深い製作をする工房でありたいと思っています。
所詮は一職人、作ることだけしかできないということでしょうか。
プロモーション的動きが益々苦手になりつつあるような気がします。
でも同じオーナーさんから2台目3台目とリピーターも少し増えてきて、信頼し合って出来上がる楽しみが最高です。
これもエゴかもしれませんが、自分だったらどうして欲しいか、それだけです。
Rew10は生意気にも予約制です。
ホームページにもブログにも予約制のバナーを貼り、何回かブログ記事も書いているにも関わらず、アポなしの方が後を絶ちません。
本日工房開けてから15時までに3人も来ました。
営業時間は設けてありますが、基本的にご予約いただいている方でないと対応しておりません。
Rew10worksは町工場であり、店舗ではないんです。
ショップさんのようにいつ何時変わらずに、いらっしゃいませと言えません。
作業中はもちろん集中したいし、フレームオーダーという大きな買い物をご決断くださったお客様の相談中などに水を差されたくありません。
予約無しでタイミングが悪いと、自分は気性が荒かったり態度が悪いことも多いです。
お越しになる時間さえ把握していれば、集中力を要す作業はしませんし、他のお客様のご予約と重複しませんので、じっくりしっかりご相談を伺います。
ご予約さえいただければ自分が出来る中で良い対応を心がけます。
事前に電話かメールでご来訪予定日時をお伝えいただくのがベストですが、これから行っていいですか?という簡単な電話だけでもかまいません。
電話に出ないときは、作業に没頭していたりというタイミングの悪い時ですので、申し訳ないですがまたの機会にお願いします。
工房の前に着いて入りにくいから電話、という方も多いですがこれはアポなしと同じ、基本的に対応しません。
くれぐれも、行ってみようかな。と思ったそのときにお電話ください。
うちは門構えの雰囲気が重苦しいので、予約しないと本当に入りにくい工房ですよ。
ご予約さえ入れておいてくだされば、それを見越してお待ちしてますし、入りにくい門構えでも入れることでしょう。
最低限のルールを守ってくださった礼節のある方に対しては、じっくりと話を伺いしっかりとした作業でお応えしたいと思っています。
ただ連絡一本入れるだけ。
そんなに難しいことではないと思うのですが、いまいち伝わりません。
予約の無い方は絶対対応不可!とかの威圧感ムンムンの看板は置きたくないです。
タイミングが悪いとお互いに後味が悪く、予約は良い業務を行う上で大事なことです。
こういった記事はあまり書きたくないので、お手数おかけしますがご予約にご協力ください。
同じ環七に工房をかまえるBOREDさんが10周年企画でダマスカス鋼を使用したレンチを先日発売されました。
BOREDさんのブログを見てダマスカスレンチ発売を知ったときに一瞬でインスピレーションを受け、自分も即時購入させていただきました。
後日挨拶に伺った際に、『コレでなにか作って。』と言って渡してくださったのがダマスカスの残材、有難くお預かりした。
この残材を用いて製作させてもらったのが、ダマスカス鋼のヘッドキャップ。
お互いの好きな世界観も似ているので、これが出来上がったときは双方かなり盛り上がり、コラボレートで製作という流れになりました。
ダマスカス鋼はナイフなどによく使われる素材で、今回のVG10ニッケルステンダマスカス鋼は5mm厚で30層ほどにステンレスとニッケルが鍛造で折り重なったモノ。
鍛造で出来ていることもあり、こいつがなかなか切削が困難。
しかし削っていくにつれ木目の年輪のような紋様がうっすらと浮き出てくる。
天然素材のように波紋がどうでるかはわからない。まさに一点モノ。
材料の特性次第であるし、自分の削り方でもかなりの変化か出てくる本当に面白い素材。
削ったままだとかなりうっすらとしか波紋が見えないのですが、研磨や色付けで相当に高い技術をお持ちのBOREDさんがそれを色濃く引き出してくれます。
自分が良しと思い造形したアールと波紋のでたキャップを、BOREDさんが薬品を使い波紋に凹凸をつけ、より素材の良さを引き出す研磨と表面処理を行い赴き深きモノへ仕上げる。
こうしてお互い協力して生まれるリアルハンドメイドのダマスカスヘッドキャップ。
当然このようなものは世に無いので、シンプルながら非常に個性がでます。
タフネス&ヘビーって方向性は通常の自転車業界では敬遠されますが、男は重厚感とか素材の味とかが好きな人は多いはず。
今回のキャップはBOREDさんのWEBSTOREで販売します。
希少な材料ゆえに数量限定なので、タフ&ヘビーが好きで気になった方はお早めにどうぞ。
BOREDさんのWEBSTOREはかなり動きが早いので、ゆったりしているとすぐなくります。
自分等のような素材感・無骨・重厚感に目がない人にとっては本当に深遠な素材。
Rew10初のコラボレート企画ですが、相当にお互いの考えがリンクしたコラボなので初にして手応え感じてます。
今回本当に良い機会を頂戴することが出来、BOREDさんには感謝に尽きます。
本当に雰囲気が良いので、是非皆様にも経年変化と素材の味を楽しんでいただきたいと思っています。
乗ってて一番見える場所なので見惚れます。
追加情報あれば後日アップします。