2011年8月アーカイブ

天然素材。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日のBFF BLOCKPARTYにお越しくださった皆様、ご来場ありがとうございました。

関係者の方々も本当にありがとうございました。

おなじみブルーラグやディーポのブースも近くにあり楽しいイベントでございました。

 

 

 

そしてTokyo Frame Buildersに新規参入のChim Chim Racing

性格が良くとても話しやすい気さくなナイスガイです。

 

彼は東京小平にてまだ工房を作り上げている段階で、オープンはまだ未定です。

 

一緒に伸びていきたい人に加わりましたので、共に飛躍していければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、Rew10では様々な手法、様々な視点でカスタムをさせていただいておりますが、今回は木に少しだけ触れてみました。

 

うちが得意とする鉄、真鍮の持つ雰囲気に天然素材の味はぴったりでございます。

 

 

 

自分の通勤車のキャリアにはウッドデッキが貼ってあります。

このキャリアは市販品に手を入れたカスタム品でして、デッキはもとについていた板を着色したものでした。

 

真鍮に力を入れてから、未着色で素材そのものの味という雰囲気を追及したくなっております。

 

デッキも着色せずにいけないものかとカスタム魂が...

そしてカスタムを決意。

 

 

我が通勤車はこの頃まだ出来上がっておりませんでしたが、もやもやイメージ。

フレームカラーは限りなく黒に近い超濃紺、統一感をだすため黒っぽい板にすべきか、バーテープやサドルに合わせた茶にするかで、いろいろ悩みつつかなり前からイメージに合う板を探しておりました。

 

 

和を感じる欅や神代杉、木目に個性のあるウエンジ・スネークウッド・ボコーテ、高級ギターなどに使われるハカランダ、黒くて渋い黒檀、デッキに向いているウェスタンレッドシダー、などを主に捜索。

 

木の特性を勉強しながら探しておりましたが、自分は鉄工の職人なので完全に熟知は当然できないのでイメージ重視で捜索。

 

あまり資金もないですから必要な厚みで探すのに時間を要す。

 

 

 

 

そんなこんなで仕事の合間や業務終了後にいろいろと物色すること数か月、イメージに合う雰囲気、ちょうど良い厚みのものが見つかりました。黒檀です。

値段も格安だったので即購入。

到着後、切断・ネジ用の穴あけ・防水ステインで処理。

乾燥後に取り付けで完成。

 

 

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真鍮のマイナスネジと雰囲気ばっちり。

黒檀の心材と辺材を利用して、天然のラインを入れて遊んでみました。

もちろん未着色です。

Rew10ロゴブラスプレートをもう一アクセントに取り付け。

 

 

黒檀は非常に雰囲気良いですが、比重が重いので重量up...装備品たっぷりな重量級の自転車がさらに重くなってしまいました。

まあ自分で納得した上なので良しとしましょう。

 

 

 

 

こんなカスタムもあるよ。という紹介でしたが、Rew10では木材の販売や捜索は行っておりません。

イメージがぴったりで用途に合うサイズに巡り合うのはかなり運要素も強かったのでご自身で捜索を。

木工のプロではありませんが木材を見つけてきてくだされば取り付け、木材に合わせたキャリアのカスタムなどは受け付けております。

でもいい感じだったので、もしかしたら在庫販売するかも... 

 

 

 

 

 

細かなところにもカスタム魂を、Rew10のコンセプトの一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BFF

 

 

 

 

 

 

今年もきましたBFF。

 

 

 

 

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毎年細々となにかしらで絡ませていただいております。

 

今年は8月27~28日、青山の国連大学前ファーマーズマーケットにて開催のBFFBLOCKPARTYに参加をさせていただきます。

時間は2日間ともに10:00~17:00。

 

先日のPEDALDAY同様にトーキョーフレームビルダーズで参加します。

 

 

 

 

 

今回は前回参加のHelavna&Sunriseのお二方の他にChimchimracingさんも参加。

 

4者共同ブースでございます。

 

 

 

 

土日は国連大学前に居ますので、工房には不在です。

ご迷惑おかけします。

なにかご相談ある方はBLOCKPARTY会場でお伺いします。

 

 

 

 

 

余談ですが、ただいま手足口病らしき病が、我が体を蝕んでおります。

我が娘か息子から感染。

 

口の中がめっちゃ痛い。

唾液の分泌量が謎に激しく、飲み込むたびにいちいち不快な激痛。

 

我が子供たちもこんな痛みを感じていたのかと、我慢強さに少し尊敬。

自分のほうがはるかに、痛い痛いとうるさく全く我慢ができていない弱い人間です。

 

さっき我慢しながらパン一個食いましたがかなり痛い。

液体でも痛いので、固形物はなんでも痛い。

かなり腹へりましたが、どうも食いたくありません。

 

 

明日からのBFF、目が死んでいたらごめんなさい。

大遅刻、途中離脱、欠席も今後の体調によってはありえますがなにとぞご容赦ください。

 

 

 

あ゛~痛い...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週末またイベント。

 

 

 

 

 

今週末の土日はまたイベントです。

 

 詳細はまた追って案内します。

 先日の日曜出勤と今度の日曜イベントの振替で本日お休みいただきます。

 

 

 

案内が遅れてしまい、大変申し訳ありません。 よろしくお願い致します。

江戸紫が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

h-abcoさん、おめでとう。
 
そして本当にありがとう。
 
 
 
 
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貴方のしてくださったことで、自分にもささやかな自信がつきます。
 
乗る人のスキルが高いだけですが、うちのフレームに乗る人が勝ってくれた。
 
 
 
日々レース性能を追い求めていないような自分の作り方が間違っていなかったと思える。
 
うちのフレームが道具として全うに役を果たし、乗り手を少し助けることができた。
 
 
このフレームは軽量パイプを使っていない、むしろ肉厚。
 
重量の軽さ=走りの軽さではないというRew10的自論...
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか長くなりそうなので割愛。
 
とにかく日々いろいろとこだわってます。 
 
 
 
 
 
そしてとにかく感無量でございます。
 
 
ゆるいスタイルが主ではあるが、日々本気でやってる甲斐があります。
 
 
 
 
もっと自転車を学び、もっと追及していきたくなってきた。
 
探究心だけなら誰にも負けない気がする。
 
 
 
 
 
 
おめでとうございました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

  

 

 

 

 

 

生涯糞野郎。

 

 

 

 

 

 

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リアリティを追及するストリートカルチャーマガジンの生涯シリーズ。

 

今回は自分も尊敬するBORED内藤氏が登場。

なにやら親しみも沸く笑えてヤバい内容に仕上がってます。

 

 

 

ブラックアナコンダにマジ期待。

 

 

 

 

 

 

 

生涯シリーズのクオリティの向上にもびっくりの今作です。

広告も募集中。

 

84、いつもお疲れ様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

My通勤スタイル。 

 

 

 

 

 

最近、移転で製作があまりできておらず、新作紹介を心待ちにしてくださっている方もいらっしゃるかもと勝手に思い、今回は前に少しだけ紹介した自分の通勤車を。

 

展示・保管しておく場所がほとんどない文京工房では、Rew10で製作可能な様々な仕様をご理解いただくために、少ない台数でいかに技術の幅を知っていただくかを考えて凝縮濃厚なモノを作っていたのが文京工房でのサンプル製作の進め方でした。

 

上馬工房では展示できる場所が今後できそうなので、モデル設定などを考え少し違った見せ方も追加しご覧いただくようになると思われます。

 

 

 

 

 

 

自宅の文京区から新工房のある世田谷上馬まで、ネットで通る道を計測してみたら片道おおよそ14kmほど。

往復30km弱、一日走るのに自分にはちょうど良い距離感です。

自分にとって自転車は移動のための道具ですので、移動する理由がないと普段自転車には乗りません。

通勤という強制的な理由があると毎日乗れるということです。

乗れる理由ができて少しのんびりと楽しく通勤しております。

変化する街を横目に、知人のメッセンジャーさんたちに追い抜かれ、同じ道でも毎日異なる通勤路を楽しんでおります。 

 

 

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上馬に移転したら私的所有物の乗る自転車を一台に絞り、いままでの製作物は少しずつ整備し展示品にまわそうかと考えて作った一台です。

 

自分のライフスタイルに必要なものは何かと考え、短期間で乗り換えることが無いように模索しました。

10年、20年、アンタまだこれ乗ってんの?と言われたいと思いながらの製作。

 

 

これはランドナーに少しクルーザー要素を取り入れたフレーム設計です。

ランドナーの平均値よりもヘッド・シートアングルを少しだけ寝かし、ゆったりと流す仕様です。

トップチューブがC→Cで570mmとかなり長めの設計、ホイールベースを長めにして安定性を出すのが狙いの一つです。

遠くなってしまうポジションは短めのステム&リーチの浅いドロップハンドルで解消しております。

おかしくない程度にフレームを大きく見せ、体をスマートにみせる効果も狙いのうちです。

 

これはセミオーダーモデルの"Randcruiser"としてモデル設定します。

オプション設定で各種追加仕様を盛り込みます。

デフォルトでは画像のものと細かい仕様は少し異なりますが、オプションで設定可能にします。

 

 

 

 

パーツは前回のスタッガード29erからの流用です。

前作は組み替えて展示します。

この自転車は走行に必要なものがほとんど搭載されているフル装備車。

過去の通勤でにうっかりいろいろと忘れ物をしたりしていた自分のために考えた仕様です。

 

 

 

 

どっか停めて鍵かけようと思い、アッ!鍵忘れた...なんてことがないようにキャリアにU字ロックホルダーが搭載してあります。

なかなか便利です。

 

帰り道にライトつけようかな~と思い、アッ!ライト忘れた...なんてこともなくフォークにライト搭載です。

ダイナモハブも搭載で走れば勝手に発電してくれるので、もちろん電池換え忘れなんて惨劇もありません。

Schmidt edeluxというライトですが、すごく明るくてかなり調子良いです。

雰囲気の良いライトなので、フォークにグルグルとコードを巻いては雰囲気台無し、コード内装にするのがこの自転車の一番苦労した箇所でしょうか。

内装した箇所は錆びぬようステンレスパイプを通しております。

 

普通のパンツ穿いてて、アッ!気がつけば裾が真っ黒なんてこともないようにチェーンカバーも装備です。

おかげでまくり忘れてもクリーンな裾でいられます。

泥除けも装備してますので、急な雨でも路面の汚れが跳ねることなくクリーンでいられます。

 

 

見た目シングルギアですが、シマノ内装ハブ&VERSAというSTIタイプのレバーで手元11段変速を実現しております。

装備品が多いので車重があるので、変速は欠かせません。

こいつもなかなか調子よく通勤を手助けしてくれています。

でもたまに歯飛びみたいな現象があるのはなんだろう。

 

センタースタンドも付いているので、カミさんにスーパーの買い物を頼まれても他のママチャリと綺麗に並べて停車可能です。

 

 

制動関係はお得意のフロント140mmローターディスクとリアはセンタープル。

自転車はメーカーもビルダーも前後ブレーキを揃えるのがやはり定石としてありますが、それを必要に応じて少し崩しております。

フロントディスクは急な飛び出しにも反応できるしっかりとした制動力と、雨でも制動力に変化が少ないという、ストリートでも有効な仕様でございます。

わざわざ140mmローターにしている理由は、がっつりとしすぎるディスクの制動力をマイルドにするのと、細めのテーパー管への負担を軽減させる理由でしております。

ローターが小さくなる分、多少の軽量化にも貢献します。

なかなか気付かれませんが、見た目の個性も出ますね。

私的にリアはディスクだとききすぎる感があるので、軽量化も考慮しストリートではリムブレーキが最適という考えです。

あとは濡れても黒いカスがでないセラミックリムに改造すれば、私的理想形です。

引越しで資金を使ってしまったので、改造は先送りです。

 

ネジは負荷があまりかからない箇所のネジがすべて真鍮ネジに変えてあります。

真鍮は使い込むほどに表情を変化させ、毎日のライドを楽しくしてくれます。

塗装は黒に見えますが、フレームカラーの超濃紺とパーツのシルバーとブラスのくすんだ金色のコントラストを楽しんでおります。

ディスクブレーキ部など負荷のかかる場所はワッシャーだけ真鍮に改造してます。

真鍮は得意素材として今後も重用していきます。 

 

 

 

各部画像はflickrに後であげておきますのでご覧ください。

 

 

装飾的な特殊ギミックは今回は全く入れず、オーソドックスに実用性を追求した自転車でした。

シーンを選ばないシンプルな見た目からも永く付き合えそうです。

雨の日もこいつで通勤をしています。

 

何十年も乗って、やれた感じをお見せしたいところです。

私物はこれ一台でしばらくお腹いっぱい、当分組むつもりはなく一台で乗り切ります。

 

 

 

これからも楽しく通勤が続きます。

はやく涼しくなって欲しい。

 

 

 

Renewal Open!

 

 

 

 

本日よりお待たせの上馬Rew10工房がオープンしました!

 

 

 

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文京工房の三倍ほどの広さとなりました。

三倍というと聞こえは良いけど元が極狭のイナバなので何と言ってよいやら。

 

色々と設置しながら思いましたが、今回新しい機材をそんなに買い足しておりませんが、この機材を四畳半に収めていた過去の収納術を不思議に思います。

 

 

 

 

 

新工房はお盆とはいえ文京工房の交通量の軽く数千倍はありましょう。

扉あけているとちょいと落ち着きませんが、少しずつ慣れていこうかと思います。

 

 

 

 

 

とりあえずは溜まったご依頼の作業をする日々が続きそうです。

 

皆様に気に入っていただける製作を心掛けて参りますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

あ、15日の月曜日は家庭の事情によりお休みです。

いきなりごめんなさい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しずつオープン。

 

 

 

 

文京工房から引っ越してまだ正規オープンしていないのですが、待ちきれずシビレを切らしてくださっているありがたいお客様からお問い合わせ多数頂戴しております。

本当にありがとうございます。

 

 

いつまでもじらしていると、正直ヤバイぐらい貧乏ですので今週土曜日の13日から製作依頼&各種改造・修理の新規ご依頼受付を開始します。

 

移転したら営業時間を定め対応しようかと考えておりましたが、ここの人通りや交通量を見ていると文京工房に比べかなりの人が入ってきそうで、どうやら作業できそうもありません。

Rew10worksは自転車屋ではなく、個人のご依頼を承る自転車工場でして、製作作業が本分です。

なので暫定的に予約制を継続させていただきます。

お越しになる際は電話かメールでお知らせください。

『これから行っていいですか?』みたいなかんたんな電話でもかまいませんので、お手数ですがご一報を。

工場ですので、それらしく定休日は日曜です。

 

 

工房はまだ完璧には仕上がった感がありませんが、あとは仕事しながら少しずつ整えてまいります。

明日明後日で扉&外壁塗り&看板設置をしてひっそりオープンです。

三年ほど前に工房立ち上げたときもオープニングなどはやらなかったので今回もおそらくやりません。

オープニングは青き縁でつながった友人たちと共に。

 

 

 

新居詳細。

Rew10works

〒154-0011

東京都世田谷区上馬2-4-7 青陽荘1F

TEL/FAX 03-6805-2822

 

 

今後ともRew10をよろしくお願いします。 

明日明後日はまだこないでね。

 

 

 

 

 

 

 

月別 ARCHIVES

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