先日のBFF BLOCKPARTYにお越しくださった皆様、ご来場ありがとうございました。
関係者の方々も本当にありがとうございました。
おなじみブルーラグやディーポのブースも近くにあり楽しいイベントでございました。
そしてTokyo Frame Buildersに新規参入のChim Chim Racing。
性格が良くとても話しやすい気さくなナイスガイです。
彼は東京小平にてまだ工房を作り上げている段階で、オープンはまだ未定です。
一緒に伸びていきたい人に加わりましたので、共に飛躍していければ幸いです。
さて、Rew10では様々な手法、様々な視点でカスタムをさせていただいておりますが、今回は木に少しだけ触れてみました。
うちが得意とする鉄、真鍮の持つ雰囲気に天然素材の味はぴったりでございます。
自分の通勤車のキャリアにはウッドデッキが貼ってあります。
このキャリアは市販品に手を入れたカスタム品でして、デッキはもとについていた板を着色したものでした。
真鍮に力を入れてから、未着色で素材そのものの味という雰囲気を追及したくなっております。
デッキも着色せずにいけないものかとカスタム魂が...
そしてカスタムを決意。
我が通勤車はこの頃まだ出来上がっておりませんでしたが、もやもやイメージ。
フレームカラーは限りなく黒に近い超濃紺、統一感をだすため黒っぽい板にすべきか、バーテープやサドルに合わせた茶にするかで、いろいろ悩みつつかなり前からイメージに合う板を探しておりました。
和を感じる欅や神代杉、木目に個性のあるウエンジ・スネークウッド・ボコーテ、高級ギターなどに使われるハカランダ、黒くて渋い黒檀、デッキに向いているウェスタンレッドシダー、などを主に捜索。
木の特性を勉強しながら探しておりましたが、自分は鉄工の職人なので完全に熟知は当然できないのでイメージ重視で捜索。
あまり資金もないですから必要な厚みで探すのに時間を要す。
そんなこんなで仕事の合間や業務終了後にいろいろと物色すること数か月、イメージに合う雰囲気、ちょうど良い厚みのものが見つかりました。黒檀です。
値段も格安だったので即購入。
到着後、切断・ネジ用の穴あけ・防水ステインで処理。
乾燥後に取り付けで完成。
真鍮のマイナスネジと雰囲気ばっちり。
黒檀の心材と辺材を利用して、天然のラインを入れて遊んでみました。
もちろん未着色です。
Rew10ロゴブラスプレートをもう一アクセントに取り付け。
黒檀は非常に雰囲気良いですが、比重が重いので重量up...装備品たっぷりな重量級の自転車がさらに重くなってしまいました。
まあ自分で納得した上なので良しとしましょう。
こんなカスタムもあるよ。という紹介でしたが、Rew10では木材の販売や捜索は行っておりません。
イメージがぴったりで用途に合うサイズに巡り合うのはかなり運要素も強かったのでご自身で捜索を。
木工のプロではありませんが木材を見つけてきてくだされば取り付け、木材に合わせたキャリアのカスタムなどは受け付けております。
でもいい感じだったので、もしかしたら在庫販売するかも...
細かなところにもカスタム魂を、Rew10のコンセプトの一つです。