カスタムするところが無いと思っていた我が自転車でしたが、また少しいじりました。
メカニカルディスクブレーキにもやっと好感の持てる気の利いたモノが出てきた。
HAYES CX-5。
油圧のほうが性能は露骨に上なことはわかっているが、自転車らしい感じのする機械式が自分の好み。
こんなモノをリリースされては使わずにいられない。
中身は従来のメカニカルとあまり変わらないグレードの印象だが、見た目だけでも良いモノがでてくれた事は喜ばしい。
とりあえずもう一つ上のメカニカルが出てくれることに期待しておこう。
外観がなかなか良い雰囲気だが、まだ刺激が足りないのでカスタム。
ネジを好みのステンレストルクスに、ワッシャーはお決まりの真鍮。
主軸の固定ボルトは先日紹介したヘッドキャップの簡易版的な仕上げ。
元のアジャスターはプラスチックのイケてないやつなので、ネジ穴をM6に切り直しブラスアジャスターに差し替え。
泥除けのステーはCX-5に合わせて、ギリギリをかすめて曲げ直し。
こんな事をしても走行性能は何一つ上がらない。
しかし、自転車を愛すがゆえ外すことのできない大事な事。
こうしていじってやれば、機械式も捨てたものじゃない。
ついでにタイヤも交換。
この自転車のモデル名はRANDKRUIZER。
RANDONNEURや実用車の性質などを掛け合わせた、ゆったりとクルージングを楽しむ一台。
名前に合わせ、タイヤをクリーム色にカスタムしてCRUISERテイストを少し増してみた。
いじるところが無くなってきたと思われた我が通勤車。
どうやらカスタムに終わりは無いらしい。
自分のライフスタイルにおいてのより良い自転車が思いつけば、新しいフレームを組むことになりましょう。
そうなろうと、コイツはずっと末永く愛でてやろうと心に決めている。