大阪Rapha勤務の元メッセンジャーのhiroのCxが完成した模様。
彼のfacebookで詳細な写真が見れます。
CXのみならず、ストリートでも日常使用したいという要望。
対ストリート仕様は特にうちの得意分野。
ジオメトリーはお任せだったので彼の体格やライフスタイルを考えつつ、独自の理論を細かい箇所にぶち込みました。
純粋なレースバイクではないですが、レースもそれなりにこなしてくれるはずです。
各部詳細は彼のfacebookでということにしましょう。
これは昨日完成のメッセンジャーt2yのブラスリング付ステム。
これから塗装して以前オーダーもらったCX車に取り付けます。
彼の骨折はいつ治るのだろうか。
過去に自分が所属させていただいたメッセンジャー会社4社のうちで、最後に走らせてもらったcourierつながりの二人でした。
自身のメッセンジャー業務経験や、今の常連さんたちもメッセンジャーやストリート主体の人が多く、ストリート仕様はそれなりに自信あります。
うちで言うストリートとは、ストリートカルチャー的なことではなく、それも含めた街で使われる自転車総合の事。
実際のストリートでは何が求められているか、どういったものが恰好良く思われるのか、真に理解できているメーカーや作り手は極めて少ない。
実際にその世界で生きた人間でないと理解を深めるのも難しいでしょう。
当工房はその隙間を突きます。
ストリート仕様、チャラく聞こえるかもしれませんが相当に深い世界です。
レース仕様そのままではストリートにおいて最高のパフォーマンスは発揮できないと考えてます。
似て非なる作り込みが多数ある。
時にはセオリーの基準と異なる数値や仕様もありますが、そこがうちの個性ととらえてください。
基本に基づき、基本を崩す。
温故知新の精神で、良き効果がでると思える場合はセオリーを崩します。
今の自分の礎はメッセンジャーにあると思っています。
彼等には本当に感謝しています。
これからもかなり絡んでいくことでしょう。