2012年12月アーカイブ
友人が作っているバッグ、uni。
レザー好き&シンプル好きな自分にはドストライクなバッグ。
シンプルな中にもきちっと個性があるのが素晴らしい。
機能的な生地や仕様ではない、でも何故か出番の多い奴。
自分にとって使って楽しいモノというのは、利便性に富むモノよりこういったモノなのかもしれない。
かなり味もでてきた、さらに楽しめそうだ。
通販してくれと、お熱いご要望を多数頂戴しました。
お断りしているのも申し訳なくなってきたので、先の展示会のために製作したキーホルダーを通販対応可に致します。
写真は以前撮ったもので、数量少なくなっておりますがまだ在庫あります。
対辺は5.5mmと7mm、フィニッシュはセミ梨地と緑青燻です。
緑青燻も梨地もずっと使っていると照りのある金になり、途中経過の味は異なりますが年月経った行く末は同じ方向かと思います。
使わず放置しておくと茶色っぽくなるものが多いです。
どう味を出していくかはご自身でお楽しみください。
価格は一律5000円税込となります。
ちなみにキーホルダー本体単体では機能しません。
よくあるキーホルダーの輪っかを使っていただくか、写真のフレーム製作に使うロウ棒を曲げた輪っかをご使用ください。
本体はタフですが、写真の輪っかはキーホルダーとしては少々曲がりやすいのでご注意を。
別売りで100円です、セコくてすいません。
曲がってきたら別の輪っかに交換してください。
2年ほど使用したサンプルです。
元は燻しでしたが、今はすっかり金。
ロウ棒の輪っかは曲がったので、市販の真鍮輪っかにカスタムしてます。
通販ご希望の方は対辺太さとフィニッシュをご指定いただき、レターパック500にて発送します。
送料は500円です。
直に工房へお越しになっても購入可能です。
通販の方は手作業ゆえの細かく異なる商品のご指定はできません。
いずれもメールにて対応させていただきますので、購入ご希望の方はinfoアットrew10.comまでメールください。
自分はコレクターでもヴィンテージマニアでもない。
自転車モノに限らず、普段様々なモノを選ぶときには薀蓄はあまり興味がなくどうでも良いタイプ。
製法やクオリティ、雰囲気と素材感、あとなんとなく作り手の魂が自分に響けばそれで良し。
ブランドは何処でもいいし、何処の国製、年式だの、それでモノは見ないしそれによる価値の変化もなくあまり興味が無い。
安物で無名ブランドでも気が利いていれば良いモノと認識する。
このディレイラーが何年式でどういうグレードだったのかとかの薀蓄は知らない、どうでも良い。
ただただ、このロッド、ワイヤーの引き方などの機械的な美がかっこいい。
製作者の情熱とセンスを感じます。
こういう機械の素晴らしき造形、グッときます。
組んでて楽しかったので、真鍮キャップとナットをサービスできめました。
以前、未塗装状態をアップしたフレーム。
パテはもちろん盛っていない。
ベース板にパテならどんなに楽な事か。
しかしパテだと強度は出ない。
パテは造形に用いず、持ち込みフレーム修理の凹み修繕等に使いたい。
鉄ビルダーは鉄と睨みあっていれば良い。
いままで塗装状態のエアロ形状をやっていたメーカーがこれを見たら、今後ローフィニッシュにしたりするのだろうか。
意地になり、こういった見積もりに含んでいない造形をやってしまう愚直馬鹿。
おかげでまた利益は少ないがお客さんが喜んでくれたので良しとしよう。
この手の造形が正解なのか、不正解なのか、人によって感じ方は様々なことでしょう。
自分は今後も手間と真っ向勝負の愚直の方向に進む事になる気がする。
落ち目や...と連呼していたコゼもびっくりの大盛況で終われました。
小さな空間にとてつもない人口密度、ラッシュアワーほどではないけどまるで通勤電車のような密度の瞬間もあったり。
不特定多数の人に広く存在を知ってもらうよりも、気にしてくださり足を運んでださる人としっかりと話して心の通った良いモノを作るほうが性に合います。
作り手と使い手が直に相談して生まれるモノ、なんとも良い贅沢ではありませんか。
作りたいと思っていただけるように今後もさらなる研鑽を重ねていこうかと思います。
大盛況と言えど人数はたかが知れてるこの展示会ですが、これで良い、楽しいです。
きっとコゼも自分も心の通ったモノを作り続けていくことでしょう。
この展示会は自分にとってはとても意味のある催しになってきてる気がします。
コストをかけて広告宣伝を打つより、対人間が濃厚に感じれるこの小さな展示会が自分等らしい。
美味い珈琲をいれてくれたGood People & Good Coffeeにも感謝。
次回は訳あって4月。
春にお会いしましょう。
※Rew10 Hex Brass Keyholder はまだ在庫あります。
ご所望の方は工房へお越しください。
真鍮・銅のハンドメイドエンドキャップは単体販売はしておりません。
10日の月曜日は展示受注会の振替で工房休業とさせていただきます。
メール返信は火曜日以降になってしまいます。
宜しくお願い致します。
本業が忙しく、たまにしか製作できないキーホルダーとエンドキャップのお問い合わせをブログアップ直後から多数頂戴しております。
通常業務が忙しく、今回の展示受注会は自転車のサンプルが乏しいのでせめて小物だけでもと頑張って作ったものになります。
お問い合わせいただいたお客様には申し訳ありませんが、展示受注会にお越しくださった方を優先に販売させていただきます。
売れ残りましたら販売させていただこうかと思います。
原則的に今回通販は行いません。
今回の商品に関してのお問い合わせ返信は火曜日以降にさせていただきます。
よろしくご理解ください。
今回の小物は斑緑青燻特集です。
ブログアップ後に追加生産した分は先ほどflickrのアップしたのでご覧ください。
一部すでに売り切れのものがあります。
お早めにお求めください。
日曜まで開催、お待ちしております。
谷中のアレ、明後日からになります。
今回、受注停止してるぐらいなので新作等の目新しいモノは作れませんでした。
期待されていた方、申し訳ありません。
なにも用意できないのも本当に申し訳がないので、頑張って久々のアレを作りました。
六角レンチを曲げて作ったモチーフの僅かな自転車テイストのキーホルダー。
お問い合わせをしばしば頂戴するので、お待ちいただいていた方も多いのではないでしょうか。
今回は対辺5.5mmと7mmの太さ二種類、フィニッシュはセミ梨地と斑緑青燻。
ムラの強い緑青燻。
金、紫、緑、青、様々な色の面白い仕上げです。
使っていくと金が徐々に見えてきます。
日々使い込んだ行く末はどちらのフィニッシュも同じ金かと。
このフィニッシュは今回が初めてでどれほど持つのかは不明なので、少々の手間分は無しで梨地と価格は同じにします。
製作は勿論当工房隆天製、フィニッシュも勿論自分が行いました。
ビルダーが作るキーホルダー、磨くも良し、放置して味だすも良し、貴方色に染めてあげてください。
価格は一律5000円となります。
今回は、実際にフレーム接合に使っている真鍮ロウ棒製の輪っかは100円で別売りとさせていただきます。
セコくてすいません。
この輪っか、キーホルダーにしては少々軟質で曲がりやすいので、タフネスなものではありません。
しっかりとしたモノが良い場合は市販品の輪っかを使ってください。
フレーム製作に使っている材料という世界観が好きな方は、上記ご理解の上で一緒にご購入ください。
製作でかなり忙しいので、次回はいつ作るかわかりません。
狙っていた方、是非お見逃しなきように。
サイズ等が面倒だったのでバングルは今回無しです、ごめんなさい。
通販も行ってません、ごめんなさい。
キーホルダーだけでは寂しいので、こんなモノ作ってみました。
かなりニッチなモノですが、インナーワイヤーキャップです。
素材は真鍮と銅。
しっかりRew10ハンドメイド。
こんなもん手作りしてる馬鹿野郎も自分ぐらいでしょうが、こういった細かな箇所にもちょっとした仕事を。
200個ほど作りました、思ったより大変。
ブレーキワイヤー主体で作りましたがシフトでも使えます。
長さはあえてバラバラに。
ショート、 ノーマル、ロング、スーパーロング的なモノがあります。
こじんまりと細やかなのがお好みな方はショート、がっつり真鍮つけてる感を出したい方はスーパーロングを。
もはやNo Brass No lifeな我が人生、真鍮はうちの個性にもなってきた気がする。
早速、愛車にもインストール。
手前味噌ですいませんが、なかなか良い感じです。
アルミのキャップより硬いのでカシメにくいので、電工ペンチ的にしっかりとかしめられる工具で取り付けてください。
通常のアルミキャップでも同じことですが、ラジオペンチとかダメです。
自分はKNIPEXの鍛造ワイヤーロープカッターを使用、オススメの工具です。
こちらは一個100円。
お釣り不足が予想されますので、お釣りなきよう細かくしてきてくださると助かります。
このキャップは実に気に入り、当工房で自転車をくみ上げたお客様には勝手に付けさせていただこうかと思っております。
何個か作るのならば良いのですが、かなり細かいモノで数作るのはかなり面倒でした。
製作が忙しいうちは量産はおそらくないでしょう。
このキャップ単体販売もしないかもしれません。
今回の展示会の特別販売、この機会をお見逃しなく。
それでは7日から、お待ちしています。
オーダーいただいていたキャップ達。
ずいぶんお待たせしてしまい申し訳ない限り。
キャップにしては高価だが、何気に人気なパーツ。
写真左からStainlessxBrass バーエンドキャップ、StainlessxBrass 1"ヘッドキャップ、StainlessxGunmetal 1 1/8 ヘッドキャップ、TitaniumxBrass 1 1/8 ヘッドキャップ。
一部、砲金とチタンが混じっていますが、写真だと違いがあまりわからない。
本日、納品させていただきましたが、付ける自転車がまた素敵な事。
ポートランドの雄、Signal cycles。
興味深い造作をされているフレーム、興奮して細部まで見させていただいた。
ここまで感動するのも久々、素晴らしい技術と感性と根性。
ただただ見惚れ、これと言って欠点も見当たらない、本当に素晴らしい。
こんな美麗なラグフレームは日本ではなかなかお目にかかれない。
Signalのビルダーさん、良き興奮を本当に有難う。
こちらはバーエンドキャップ取り付け後。
バーテープが実に渋い。
なにやらオーストラリアのBusyman bicyclesという工房らしく、カンガルー革だとの事。
水に浸してから巻くらしく、少し浸しお客様のご要望で自分が巻かせていただいた。
感触が実に優しく、クオリティの高さが感じられる。
穴から見えるグリーンはこの工房さんにフレームカラーに合わせてお客様が希望を出されたとの事。
裏からも革を張ってあり、その革の裏側がグリーンで穴から表に見える。
実に洒落ている。
お国柄が出てるカンガルーというのも面白い。
バーテープを見て感動するのは自分も使っているgunung以来。
I様、本当に良いモノ見させていただきありがとうございました。
良いモノ見ると本当に感動する。
自分と異なる感性に感銘を受け、良い気分になれる。
やはり世界は広い。
凄い職人がいて自分は嬉しいです。