誠に勝手ながら11月3日は臨時休業させていただきます。
振替で2日土曜定休日は営業致します。
ディスク台座取付、補強ブリッジ取付。
パイプが薄いためのクラック。
ただ直すのではなく、修理をしながら肉厚を増す補強も。
ダボも取付。
名品アランのフォークコラム変更。
根本が炙れないので途中延長にて加工。
よく行うブレーキ取り付けのためのブリッジ差し替え。
オーダーのみならず、製作技術を生かした修理やカスタムも行っています。
作れるからこそ直せる、色々なモノをきちんと直せることが出来るからこその製作技術もある。
様々な自転車を触れさせてもらうことにより学べる事も多いです。
ユーザーさんにより強く合致させるために新たな命を吹き込みます。
是非モノを大事になさってください。
工房が丸裸。
すげぇカメラです。
Rew10 Brass x Stainless Hybrid Headcap
￥12600-
隆天工房謹製、丸棒から削りだす自信作です。
手前味噌ですいませんが、予想以上に良い感じ。
組み付けてくださったショップさんの技術も良いせいでしょう。
自分なりの最善は尽くさせていただきました。
良い結果が伴えば幸いです。
オーダー以来足繁く通ってくれるメッセンジャーの大工君。
Ｔシャツ大人買い等、自分の作るものをおそらくこよなく愛してくれています。
この真鍮バングル、片時も外さねえと。
ということで本日、工房で絶対に外れないように絞らせてもらいました。
彼の手厚い心意気。
フレーム製作で応えねばなりません。
流行りのやられたら倍返しではないですが、気合のある奴には倍の心意気で応えますよ。
燃えさせてくれる男です。
告知が遅れて申し訳ありません。
本日臨時休業とさせていただきます。
個展で休めておらず色々と忙しいですが、束の間の休息をください。
泊り込みが多くほぼ家に帰っていなかったので、少々疲れました。
でも最高に良い疲労感です。
しっかりと癒し万全で製作に臨みたいと思います。
普段引きこもっての製作ばかりでそれも良いですが、最近お客さんと話させていただくのが楽しかったりします。
長く作業を止めてすいません...とか有難くもお客さんは気遣ってくださいますが、楽しい会話が出来た後は気持ちがリフレッシュできて手が早く動きますのでお気遣い無用です。
長く相談させていただくのはうちにとっては意外にも効率の良い業務であったりします。
良いお客さんばかりで本当に有難く思います。
個展で色々お話させていただいたお客様、またのお越しをお待ちしております。
お越しになっていない方もお見せできる自転車はあまりありませんが、変わらずしっかりと対応させていただきます。お問い合わせお待ちしております。
伝えられたご要望を、勝つことをイメージしながら具現化させていただいた。
C1二人目、自分のフレームの挑戦。
誠心誠意丁寧に魂を込めたつもり、あとは祈るばかり。
㐧弐隆天會、無事終えることが出来ました。
多くの方にご来場いただき、手厚いご支援とご声援も頂戴し、ただ本当に深く深く感謝の念で一杯でございます。
ありがとうございました。
展示車両を貸し出してくださったお客様、場所を貸してくれたブルーラグにもスペシャルサンクスです。
比較的近隣でお持ちくださったりというのがご負担にならない方を中心に貸し出しをお願いしました。
展示のお声掛けをさせていただいていないお客様の自転車も全台数お借りしたいぐらいです、思い入れや気持ちは変わりませんのでどうかご容赦くだされば幸いでございます。
借りたい自転車がいっぱいすぎて地区的理由で絞らせていただき失礼しました。
今回は三日間の開催でしたので、一人の方とじっくりとお話しさせていただけるタイミングが多かったです。
少々話の長かった自分かもしれませんが、熱意と責任を持って日々作らせていただいているつもりなのでつい長話になってしまいました。
それでも目を輝かせてお付き合いいただく方ばかりで、本当に楽しく会話できました。
お客様の大事な一台を預からせていただき、展示させていただくという個展。
乗っていないピカピカの展示車ではなく、実際に納車されていて乗られているそのままを見ていただきました。
ご覧いただいたのが今後のお客様にも納車されるクオリティです。
ただ、日々研鑽を重ねることで技術進歩がございます。
ご覧いただいたクオリティそのままか、それよりも良く仕上がったものがお手元にいくということです。
その他、様々な事を語らせていただきましたが、馬鹿正直がある種信条。
出来ない事は言いませんし、言った事は守ります。
このブログに書いた事も同様に守りますし、出来ないことは書きません。
いつもは敷居が高いのかもしれませんが、ご予約さえいただければ個展の時と同じように説明させていただいています。
オーダーでなく相談だけでも歓迎しますので是非お問い合わせください。
多くの良きお客様に支えられ、自分の理想形に近い素晴らしい個展を開催させていただくことができました。
2割3割増しに見せる会場作りではなく、実車そのままを見て感じていただくのが自分の考える一番リアリティのある方法。
製作は頑張りますが、どうも展示会場の設置を頑張りすぎるのが苦手というかなんというか...
様々な機材を用いてきちっと整った綺麗に見せるような会場作りでなく見苦しいところもあったかと思いますが、少しでも思いを感じていただけましたら幸いでございます。
今後もご期待くださっているお客様を裏切らないように、より一層向上していかねばならないと強く心に刻んだ次第です。
生活のためにお金を稼ぐのは大事ですが、出来れば手間を惜しまぬ人情や信頼を大事にしていきたいと思います。
お客様のご要望、個性、人柄がにじみ出たような一台を求め、如何にして汲み取るか。
しっかりと具現化できるように技術のみならず、自分なりの人間性も高め、お互いの信頼ありきで生み出すフレームを。
ただ綺麗だとかただ個性的とかの薄いものではなく、しっかりと心の通った製作を今後も怠けることなく追求していきます。
お客様の一台を作らせていただくというのは責任重大ですね、頑張ります。
お客様ありきの工房です、今後とも細やかながらでもご支援のほどを宜しくお願い致します。
少なからず目に見える心意気をここにね。
写真じゃ伝わりきりません。
ご来場お待ちしてます。
㐧弐隆天會開催中です。
良きユーザー様、常連さん、知人の方々に支えられての㐧弐隆天會。
心の底から楽しく思います。
お越しくださったお客様とお話させていただくのがこれほど光栄で楽しい事かと噛みしめております。
うちの小学一年生の娘も良い方々の空気感に取り込まれ、夜遅くのオープニング終了まで終始ハイテンションのままはしゃぎ続け、酔いつぶれたの如く二階会場で寝落ちです。
皆さま遊んでいただき感謝です。
このような個展を開催させていただき、本当に感謝感激の感無量でございます。
本日、明日も予定通り開催致します。
ご来場お待ちしております。
Rew10 No.10 Tshirts ￥3900-
2color Heather Grey , Navy
Size XS , S , M , L , XL
明日から個展会場で販売致します。
10時からです。
ある分野ではお馴染みになってきている気がするような、しないようなRew10の真鍮キーホルダー。
個展で販売するために通常業務と並行して製作しています。
今回は雰囲気の良いしっかりした板型リング付。
リングは3種類で真鍮大、真鍮小、真鍮にクロームメッキの3種。
六角対辺は2種で6㎜5000円と、歴代最重厚の骨太8㎜6000円となります。
8㎜は太いのでかなり曲げにくかったですが、タフネス重厚好きな男子にはなかなか良い太さでしょう。
フィニッシュはブラッシュド、緑青燻、黒炙燻、製作痕そのままのローフィニッシュ等々。
フィニッシュも手間がかかるのですが価格変動無しです。
使っていくうちに真鍮の地が見えてきて使い込んだ行く末はどれも同じなので、お代いただく気にもなれず。
どれにしようかなと、楽しんでいただければ幸いです。
申し訳ありませんが通販はまだお受けしません。
お越しくださる方を優先させていただきます。
久々のバングルも余った残材で少しだけ作る予定です。
バングルはサイズ等の問題で対面販売しか行いませんので、個展会場で是非。
明日はコテコテ日本スタイルの会場の設置。
今のところ天候にも恵まれそうで安心。
本番は明後日からです。
会場がわかりにくいかもしれません。
会場は工房の二階ですが、まずRew10工房は環七通り沿いで簡単です。
世田谷区上馬2-4-7です、ウエブ検索でもしてどうにかたどり着いてください。
環七沿いボロ屋にある、黒ずくめの〇〇ビデオ屋みたいな怪しい外観の建物が工房です。
前に着いたら工房建物に沿って右回り。
横の路地から工房の建物側面に 回り込むと、扉があるので扉入ってすぐの階段を上ったら二階が会場です。
扉は開けておくので階段がそのまま見えます。
少しハードコアな雰囲気の入口ですが、気にせずお入りください。
一階の工房は閉めますので入口は上記になります。
フレームオーダーは気になるけどとりあえず話だけでも歓迎ですし、実車見たい、なんとなく来てみたでもOKです。
フレームオーダーもお受けしますが、各部詳細につきましては開催中整理しきれないので、とりあえず大まかな仕様相談だけ行い、詳細決定につきましては個展会場ではなく後日相談を進めさせていただきます。
開催中にオーダーを決めていただくとささやかながら良いことがあるかもしれません。
お待ちしてます。
先日修善寺で行われたMIXPRESSION11、Rew10フレームを駆るサムライ野郎シンヤが2位という素晴らしい成績を残してくれました。
初號機ピストでの2位という結果からFIX賞も。
彼の走りの支えることが出来て感無量です。
ビルダーという職業を生業としている自分にとっては、自分がレースで勝利するという事よりも自分のフレームに乗った誰かが勝ってくれたほうが喜ばしい。
乗り手の要望と個性を汲み取り、如何にして具現化するかという仕事。
レースで良い成績を残してくれるのは、少なからず乗り手に合致する製作が出来たと思える瞬間でありビルダーとして正しい製作を行えたと。
自分はレーサーでなくビルダー、製作技術向上に努め、しっかり具現化する洞察力を磨く事が本分。
自分自身が速かったらなおさら良しですが、天は二物を与えずとも言うので生憎自分には並外れた脚力も速く走れるような素質もありません。
持っていない脚を鍛えるより、持ち合わせた一つをさらに研ぎ澄ますほうが己のためと思えます。
乗り手から伝えられた情報を対してどう応えるか、そこに心血注ぎます。
様々な経験が少しずつ重厚に積み重なってきています、どう返すかの面白みがわかってきました。
レース車に限らず、合致できたと思える瞬間は最高です。
彼は3台もうちのフレームを持つ常連さん。
2台所有の有難きリピーターさんは何人かいらっしゃいますが、3台は彼のみ。
そんな彼が勝ってくれたのは本当に嬉しい。
うちの全業務は細かいところまで完全自分一人で行っていますが、本当に良きユーザーさん方に支えられているのを強く感じます。
いつまでも有難みを忘れることないよう心に刻み込んでおります。
そんなユーザーさん方の支えあっての個展は今週末からです。
未来のユーザーさん、些細なことでもご相談お待ちしてます。
うちのフレームは世間でどうこう言われる仕様とは少々異なる方法でフレーム細部を構築していたりしますが、こういった事例が自信に繋がりこれからの仕様に反映されます。
他から拾ってきたものでなく、自分で考え自分で編みだし自分の思う理想像を、より貪欲に追求していくことにします。
人を支え人に支えられ、本当に有難い。
昨日はイベント参加のため所沢まで自走。
仕事があるために昼頃にお暇、工房へ戻り仕事終え自宅へ。
重戦車の通勤號で80kmほど。
疲れを引きずるだろうと思っていた本日は逆に快調。
長めの距離はきついかなと思いつつも、これ一台しか持っていないので選択の余地無くスタートしました。
思いのほか乗りやすく、なかなか良く走ってくれました。
都内より荒れた路面も太めのタイヤがかなり効く。
生涯の相棒に成り得ると思えた次第。
さて、個展が今週末と近づいています。
10月12・13・14日、時間は10:00～20:00です。
会場は隆天工房の2階になります。
一階の隆天工房を向かって右まわりで路地から建物脇の入口を入り階段から2階へお上がり下さい。
旧ブルーラグ上馬が会場です。
前回は20数台のご参加頂戴しましたが、今回は10台前後ほどになるかと思われます。
前回なかった自転車や、最近納車させてもらった自転車等、是非ご覧ください。
今回は隣の塗装工、CookpaintworksがRew10archives的に過去に製作したフレームを塗り直して展示してくれる予定です。
その他何か展示もあるかもしれません。
塗装ご検討の方なども是非お越しください。
初日のみ、日々お世話しお世話になってるGood People & Good Coffeeが旨い珈琲を淹れてくれます。
自転車をご覧になりながら珈琲を是非。
そして前回も参加してくれたRew10ARROWカーゴのたこ焼き野郎、もんじゃも参加してくれます。
さらに、いつものあの真鍮グッズと今まで方々でご要望を頂戴していたグッズを販売させていただく予定。
間に合わないかもしれませんが、また告知します。
座卓を鎮座させ、コテコテジャパニーズスタイルでお待ち致しております。
オープニングは初日の12日、はじまる時間は適当です。
多少ビールやおつまみ等用意させていただきますが、飲みたい方は持ち寄り大歓迎というか必須。
個展というか、少しお祭り的にしたかったりもします。
オープニングにお越しになれない方は13・14日も開催時間過ぎてからお付き合いします。
未熟でしがないビルダーと呑みたいというもの好きな方、お待ちしてますよ。
根暗で引き籠りの日々ですが、様々な人たちとの出会いを楽しみにしています。
気兼ねなくお越しくださいね。
皆さまのご来場、心よりお待ちしております。
耐候性鋼のフレームに乗ってからというもの、過去はマイナス要素でしかなかった錆に魅了されている。
日本人の性なのだろうか、朽ちていく様や質素なものも美しい。
最近、錆の研究をしています。
わざと雨ざらしにしてみた鉄の棚。
これはただの生鉄。
細かな箇所を見ると、やはり朽ちていってるという錆。
工房前のポストの足、耐候性鋼で製作。
写真だと極めてわかりにくいが、錆び方が少し異なる。
これは我が通勤車。
少し手入れをしてあげている錆。
茶色が濃く、面も上の２つよりも整っている。
自転車で錆を嗜むのは通常ではおすすめしません。
この鋼材の特権です。
今後も変化を続けてくれるであろうこの素材は、完成直後よりも数年後のほうがはるかに雰囲気が良くなる。
数十年後にはどうなっているかわかりませんが、きっと今よりも趣深くなっていることでしょう。
耐候性鋼フレームのオーダーはそろそろお受けして良いという確信を得ています。
良くも悪くも癖のある素材ですが、気になる方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。
鉄や真鍮、錆と緑青。
素材本来の味わい、我が心を魅了してやみません。
