仕事前に一人早朝から出かけて、某カスタムショーに勉強に。
自転車以外の乗り物は趣味的知識や興味はあまり無く薀蓄などはほぼわからないのですが、造形やモノとして見るのは大好き。
どれほど手間かかってるんだコレ...って車輌が連なっておりました。
当然ながらいかにもショーバイクっていう車輌が多く、諸々の造形のレベルの高さに圧倒されます。
自分は展示物やショーバイクよりも、リアルに使いやすいさりげないものが好みではあるのですが、手間を考えるとひらすら敬服します。
ほぼ自転車乗りなど居ないようなショーでしたが勉強になりました。
他の自転車からインスピレーションを受けるよりも、異なる分野の色々なモノにアンテナを広げ吸収し、そのままパクらず自分なりに噛み砕き造形を構築していく思考が強かったりします。
その他様々なカルチャーを理解し、それにしっかりと見合った仕様を具現化したりするのにも視野を広げるのは大事。
乗り物以外に、機械、家具、寺院仏閣、兵器、洋服、その他色々な道具、昆虫や動物の生物細部なんかも気になる。
自分の趣味以外のモノは薀蓄は一切わからんけど、美しいと思うのに自分は薀蓄はなくとも良い。
世には色んな職人さんが居ます、モノを見るのは本当に面白い。
絵画等のアートよりも、人の息吹が感じれる道具に興味を引かれるようです。
凄いモノ見たときに興奮し敬意を抱くのと同時に、自分の腕や感性の低さに無性に悔しさを憶えます。
まだまだ青二才ですので、まだまださらなる勉強が必要です。
頂にいるときより登っているときのほうがきっと自分は面白いのでしょうか。
何を頂とするのかも全くわかりませんが、今だに頂など微塵も見えぬ雲の切れない人生です。
もっと己の人生観でも籠ったものを作れるようになりたいものです。