ここはシートステー接合部が重なるので後に仕上げにくくなる。
重ならないうちにビシッとラグの平面出しと、エッジの処理と少しラグからはみでたロウを丁寧に仕上げておく。
こういった下ごしらえは重要、これからトップチューブとシートステーの仮付けやら本溶接を行う。
これから続くロウ付けも丁寧にこなしていかないとならない。
下手に余計な箇所を炙りロウや熱を入れると、平面もラグのエッジも狂い行った下ごしらえはすべて無駄になる。
最低限の熱量で、最高の仕上げを。
一つ一つの作業を丁寧にこなしていくことがRew10のカスタムビルドでは効率の良い動きとなります。
後に続く事を常々考えて作らせていただいてます。
無論、作業都合だけでなく納車した後のずっと先まで考え様々作り込みます。
難しいです、フレームビルド。
なにやらずっと忙しく貧乏暇無しですが、途切れることなく作らせていただけるほど光栄な事はありません。
身体を休めたいところでもありますが、体調崩さない程度に頑張ります。
ご愛顧いただき感謝に尽きます。