しばらく出来ていなかった谷中のアレ。
相方の都合がついたのでやっと復活。
お待たせしました。
11月7日(金) 11:00~18:00 古美術上田 谷中店
11月8日(土) 10:00~18:00 古美術上田 谷中店
場所は相変わらずの洋食マロを曲がった路地の古美術屋。
内容も多分変わらずのコゼバッグの出稼ぎ展示受注会と、Rew10の親睦会的簡易展示会。
コゼバッグは忙しい子育ての合間を縫って色々と仕込んできてくれると思います。
うちは自転車販売などは難しいですから、予約や特に用事なしで気軽に顔を合わせたり、アクセサリーやT シャツ類の販売をさせていただこうと考えております。
まあ普段も電話やメールでの軽い予約が必要なだけで、全くお気兼ねなく気軽にお越しいただいて大丈夫なのですが、それが全く伝わらないRew10の性質というか職人や工房の性であります。
普段に壁を感じて今回を良い機会としていただける方は是非お越しください。
そして、翌日の日曜日は浅草にてAround The Bicycleという展示会に参加させていただく予定です。
詳細はリンク先にて。
まだ全容が明らかになっておりませんが、面白い展示会となりそうです。
たった一人での経営、製作や直にやりとりするお客様に注力しているので、広報活動に回す余力がありませんが秋は少しやります。
良い機会なので、間に合えばずっと前から作りたかった自転車が出来上がればサンプルとして持っていきます。
ずっと末永く人生を共に出来る自転車とはどんな一台であるかは今乗っている自転車で手応えを感じています。
我が生涯においての自転車に関しては数十年かけてやっと見出すことが出来ました。
長持ちする頑強さだけでなく、飽きずに付き合っていけて、歳とっても変わらず乗れる性質を見極めるのが難しい。
末永く使うための製作はとても難しく感じます。
煌びやかすぎても適当過ぎてもダメ、作り込みはするが派手でなく使って良いもの。
しっかり使い日々を快適に豊かに支え、如何にしてずっと愛で続けられるか。
自分が乗る自転車、数多の自転車に乗りいままで深く追究してきたのでおおよそ固まり、もう多くの自転車に乗ることも考えられない。
我が生涯であと数台か、もしかしたらこれで終わりになることも考えられる。
もうコイツに乗って30年だよ、とかいう台詞を晩年にでも吐きたい。
時代や流行に流されないような、1~2台をずっと使い続ける難しさと楽しさは追究し甲斐があります。
なので急いで焦っては作りませんが間に合えば幸いで、出来上がってなかったらすいません。
今乗っている侘び錆びな愛車も事故でも起こさない限り、一生かけて乗り自分よりも長生きしてもらうつもりです。
形としては出来上がって日々乗っていても、残りの我が人生で真の完成に至ることは無いでしょう。
そんな少々奇妙な方向性の職人が作りあげる自転車、ささやかにお楽しみください。