多々のGANGSTAをはじめ、すでに何十台もカスタムしてきたBMW。
今回はかなり本気な愛好家の方。
純正パーツを多く集めて気合い入ってます。
欠損していたフォークブレード及びフォークコラムの製作と、ブレーキ動作不具合改善のご依頼。
極力、純正感を崩さぬように進める。
カスタム作業はREW10の個性を抑えながら進めるのがうちでの基本です。
純正ブレードの写真を送っていただき、ほぼ完全再現でエンドを切りだし、ブレーキ台座もリアとほぼ同じ形状で製作。
いつもの製作手法とは異なり、ロウ付け部分は平滑なフィレット仕上げをせずにTIG溶接のような畝のある溶接技法にしております。
仕上げがご希望のローフィニッシュで色の違いはありますが、色をのせる塗装ならほぼTIG溶接に見える溶接部分となっております。
流せる、盛れる、平滑に出来る、畝を作れる等々、ロウ付けという技法は多種多様なのが良いところの一つです。
コラムはクラウンに適合するように加工してから、下玉押しを装着するレース部分を前回同様に真鍮で作り、こちらもガッチリとした装着感。
ブレーキは組み付け調整だけでなく、切削もしながら動作感向上に努めました。
こういったパーツは一癖あるものもあり、機械加工を少し入れると見違える事も多いです。
少々組みにくいブレーキでしたが動作バッチリです。
カスタムは随時お受けしております。
お悩みの方はなんなりとお問い合わせください。