2018年3月アーカイブ
新作のBBCAPや少し補充できた在庫などアップしました。
受注販売分の製作がいっぱいで在庫分製作の合間があまりなく、スミクロはなかなか好感触もあって在庫少しです。
その他、贅を尽くした凝りすぎヘッドキャップもアップしています。
呆れ通り越して共感してくださる方、ぜひどうぞ。
値段に比例して呆れるほどに手間かけました。
真鍮、ダマスカス鋼、銅、こういった素材に早くから目を付けずっとやってきました。
自転車の定石である繊細で美しいのとは逆を行く、無骨で重厚なパーツ。
タブーであるかのような追及の仕方ですが、REW10のような工房が一つぐらいあっても良いでしょう。
REW10といえば真鍮やこういった無骨な素材、自転車でこういった素材を得意とするのはREW10です。

これはお客様より頂戴した受注販売品の1インチ用。
2つ一気にご注文くださったので、異なる杢目を楽しんでいただけるよう削り方にかなり差を付けました。
外注生産品ではなく、完全自社のハンドメイド製作ゆえサイズや形状の融通も利きます。
モヤモヤとしている方などいらっしゃればお声がけくださればと思います。
可能な事でしたらなんでもやらせていただいてますので、お問い合わせはご遠慮なくどうぞ。
新たに生地を入手しましたので、製作しました。

刺し子の墨黒。
キャスケットは実にワークテイストあふれる色で、らしく仕上がってます。
BBCAPは渋い感じでフェルトもグレーでまとめてみました。

こちらは以前からあったベージュとは少し違う色、少し濃いめタン。
クタクタになるまで使い倒してあげると格好良さそうですね。

REW10帽子ならではのオリジナリティ、真鍮の天ボタン。
勿論メッキなどではなく無垢材ですので、使い込むほどに味わいを増していきます。

裏側は自転車でもよく使うTORXボルトで留める仕様。
そして真鍮ワッシャーで追い打ち。
洗濯にも耐えうる防水性ある緩み止めを塗布済みですので、しっかりと接合され度重なる洗濯でも取れる事はまずありません。
自転車で培ったものをこういった細かい箇所で生かしております。
よくある帽子ではなく、REW10ならではの空気感の詰まった帽子。
REW10SHOP奥にあるSCHUNESS mfgアトリエで一つ一つ手作業で作っています。
外注工場製でなく、自分たちの手を使って生み出す商品です。
受注はSHOPにて随時お受けしております。
散々色々な帽子をかぶってきましたが、オリジナルで帽子を作ってからこれ以外かぶらなくなりました。
是非ともお使いください。
高級な自転車=レーシング的かつ軽量、繊細な美しさのあるもの。
こういった風潮が強めの業界。
ただ作れるから工房をかまえたのでなく、思う自転車がないから工房を立ち上げた。
他にできないうちならではの自転車とは何なのか。
一生モノとは言葉で言ってしまえば簡単、耐久性のみならず本当の意味で一生飽きず共に歩めるものは何なのか。
こんな事を思いつつ、ずっと一人で工房を営んできました。
REDBULLから取材を受け、うちの考えなどを紐解いてくれています。
繊細で美しいどころか、真逆をいく重厚で無骨な愛車の紹介などをしています。
本当に乗りやすく、出来上がった当初より増々所有欲を高めてくれる我が愛車。
自分のライフスタイルにおいて一生モノと呼べるものと出会えましたが、お客様にもして差し上げたらと日々思います。
勿論、自分の一生モノとは違う形になるので、見極めが難しいですがなんでも相談してくだされば幸いです。