2018年8月アーカイブ
まだ正式リリースはしていないコールテン鋼でできたPOTALの鉄鉢。
自分の栽培環境下では今のところすこぶる好調です。

これは以前にもアップした植え替えたばかりの写真です。
現在のビスピノーサム。
この2か月でかなりの変化、上の写真と比べると明らかだと思います。
この連日暑い夏のおかげなだけかもしれないけど、植え替えた直後にバキバキと枝を伸ばした此奴。
鉢の錆もガッツリ進行し格好良くなりました。
コミフォラカタフ。
こちらの育成良好で枝の勢いが凄く、部分的に長く伸びてしまうので何回か剪定しながら育ててます。
こちらも良い錆具合。
パキポディウムラメリー。
背丈が1㎝か2㎝ぐらいは伸びたかと思います。
葉っぱも元気でこちらも良好。
鉢の錆も良し。
枝ぶり良いギラウミニアナも元気です。
この二鉢はコールテン鋼ではなくあえて普通の鉄で作りました。
普通の鉄とコールテン鋼では錆の進行がどう違うか見極めるためのサンプルです。
手持ちの親株グラキリウスとギラウミニアナをそれぞれ受粉結実させ、自分で今季に採取した種で育てました。
種採取から上馬REW10生まれの実生株です。
小苗は水やり多いですし、錆の進行も見やすいと思うので育てながら変化をしっかり観察します。
でもこの二鉢はおそらくそのうち錆びてボロボロになる事でしょう。
耐候性鋼は普通に雨風に晒される事に対して非常に強い事は愛車でもその他産物を見ても明確な良い答えが出てますが、植木鉢として湿った土が入っての錆の進行はまだ不明瞭なところがあります。
今のところは良い感じですが、錆状況が大して変わらなかったらどうしようと少しハラハラしてます。
耐候性鋼材の威力に期待します。
勿論植物によって向き不向きはあるかもしれないけど、少なくとも暑い季節を好む植物の育成には全く問題ない事はもうわかりました。
もうすぐREW10は10年です。
10にあやかって10月に創業し、今年の10月で10年です。
ささやかながらの催し事も企画していますが、その時にPOTALの鉢も仮販売から開始しようかと考えております。
その時に手持ちのその他植物のサンプルも並べるつもりです。
植物と一緒に鉢も育てる、耐候性鋼で出来たPOTALの鉢です。
少々時間かかりますが、しっかりと見極めて良い結果がでたら正式に販売します。
昨日案内のバルブキャップは先ほどオンラインストアにアップしました。

まとめて数十セット製作しました。
店舗在庫もございます。
今日は営業しておりますので、よろしければお立ち寄りください。

NCでなく手作業での旋盤加工、先端の丸みを作るのがコツつかまないと大変です。
2軸同時に動かして刃物を曲面に動かします。
二つのハンドルを片手ずつに持って円やかに動かします。
直線削りはハンドル一つの制御で済むので楽ですが、ある程度熟練しないと綺麗なアールを安定して作るのは難しいです。
手作業の証に生み出した曲面は個体差ありますが、自分の目で見て気に入らない曲面は作っておりません。
製品は買う身になってつくっておりますので、自分の手元にきたら嫌な個体差は作りません。
その他BBCAPのグレーストライプ等も追加してます。
オンラインストアにアップされているものについて案内です。
SOLDOUTになっている商品の再入荷をじっと待ってくださり、待ってましたとご注文くださる方も多く有難い限りです。
今回のバルブキャップも有難くも待ってくださったお客様が多いようで、昨日アップ予告したところお問い合わせを多数頂戴しました。
基本的に数量まとめての再生産は業務に合間が出来た時にしか行っておりません。
でも合間が大きくないタイミングでも一つ作る事は容易にできますので、お待ちくださるのも忍びないです。
再生産できる商品に関しましてはオンラインストアでSOLDでも受注承って早めにご用意できることが多いです。
基本的に数量まとめての再生産は業務に合間が出来た時にしか行っておりません。
ゆえにオンラインストアにて次回入荷はいつになるかはわかりません。
長ければ数か月空いてしまいます。
今回は本業受注生産の予期せぬ材料入荷待ちの理由で、手が止まるタイミングできたのでまとめて生産しています。
完全手作業ゆえ、数量まとめて作るのと一つだけ作るのは段取り大きくかわりません。
受注生産が忙しい時でも、合間でお作りできるものは多いので遠慮なくお問い合わせくださればと思います。
職人という性質上で致し方なく敷居高く見られてしまい敬遠されてしまう事も多いです。
でも意外に人の話し聞ける奴(自称)ですし笑、うちは技術やご要望の幅も融通利く方だと思います。
ご相談さえいただければスムーズに事が運ぶ事も多いので、オンラインストア商品でも製作でも修理改造でも何かあればなんなりとお問い合わせください。
うちのようなところを気にしていただきご相談いただくだけでも嬉しく、受注に至らずとも悪態付く事も決して致しませんので、ご遠慮なくどうぞ。
まずは軽く案内で、明日25日土曜日は営業します。
しばしばお問い合わせいただいていたハンターカモのBBCAP。
少しだけ在庫作れましたので店舗及びオンラインストアに並べています。

自分も愛用してますが、コシのあるキャンバス地が気に入ってます。
お決まりの真鍮天ボタンとハトメ、金属のパーツがREW10の雰囲気を醸し出します。
店舗ではカラーオーダーなども承っておりますので、ご興味ある方はご相談ください。
それと店舗在庫も切れてしまっていたバルブキャップ。
ただいま鋭意製作中です。

本日には適当数完成すると思います。
完成したら店舗在庫に並べ、今日明日にはオンラインストアにアップできると思います。
いずれもハンドメイドの手間暇かかった一品です。
ご自身と愛車のコーディネートのアクセントにぜひどうぞ。
明日は土曜日ですが営業しますので、バルブキャップ品切れでご迷惑おかけしてしまったお客様はお暇あればお待ちしています。
REW10のフレームでないと承れない、自転車屋さんでやっているような作業は受けていない。
こんなイメージがREW10にはあるかもしれません。
基本的に出来る事であればなんでもお受けしております。
REW10のフレーム改造は勿論大歓迎ですし、他社様のお持ち込みでも謹んでお受けします。
出来ない事って何?と言いますと、
一つは、他社様の完全コピー品製作です。
うちはパクリは大嫌いですし誓ってやりませんのでお受けできません。
どこまでがパクリでないかというのは過去記事に記載してますので、そちらをご参照ください。
あとは技術的に可能でコストの折り合いが付けば積極的にお受けしています。
通常の自転車屋さんがやっている業務も行ってはおりますが、必要なパーツなどはすべて取り寄せとなります。
REW10は自転車店ではなく、製作屋で鉄工所ですので、REW10の製品以外ほぼ在庫しておりません。
ちょっとでもフレームなどに加工があるようでしたら、加工を済ませている期間にパーツ手配もして加工が終わる頃には、パーツが来るようにしております。
市販のパーツを直に手に取ってご覧になりたいでしたら、周りに名店揃いですので各店へどうぞ。
少しでもREW10テイストを入れて組んでみたいとか、有難い熱意のある方はご遠慮なくお問い合わせください。
熱意は熱意でお返しします。
今回はそんなお持ち込み事例を参考程度に紹介します。
いずれも施工前の写真撮り忘れてしまって申し訳ないです。
まずは作ったところへ持ち込んだ際に断られてしまったとの事で、うちへ改造ついでにパーツも一新したいとお持ちいただいた自転車です。
REW10のフレームもそうですが、出来れば生みの親が進めるのがベストだとは思うのですが、断られてしまったとあればうちが断ればこのお客様の行き場がなくなってしまうので、謹んでお受けしています。

古いものでしたので、フレーム内部の錆取りや洗浄もしてから各部改造や組付けに入ります。
フレームがドブ付け出来る洗浄液を持っているので、自転車店ではやりにくいフレーム内部隅々の錆取りも可能です。
ただ、錆が取れるだけで劣化まで無くなって新品に戻るわけではないのでご注意ください。
今回のフレームは年月が経っていても保存状態が非常に良好だったので、かなり綺麗になりました。
錆を除去した後は強力は防錆材で内部をコーティングします。



完成車でお持ち込みいただきましたが、パーツがすべて古いので現在のパーツが付くようにエンド幅なども修正しています。
ただ適当に拡張するわけでなく、定盤にセットして精度をチェックし芯を捉えながら少しずつ拡張します。
定盤も無しに広げると芯も出ませんので、自転車店ではできない作れる環境があっての作業です。
ホイール組もご依頼いただいたのでREW10らしくメッキ無し真鍮ニップルを使ったり、真鍮座金を作って組んだり、さりげない範囲で個性も出しています。
WレバーからSTIになったり、変速段数も各段に増えたり、キャリアも新設したり、古いものでも現代で遜色ない仕様になったかと思います。
ダメ元でお持ちくださった模様でしたが、お受けするだけでも喜んでくださって光栄です。
無論お受けするだけで終わりなんて事はなく、きっちり仕上げます。
お預かりから納車まで数日のスムーズさで進み、仕上がりも気に入ってくださって嬉しかったです。
続いてはこちらです。
以前に塗り替え希望でお持ち込みいただいたMOULTONのカスタム再依頼。

今回はフレームでなくパーツの改造です。
retroshiftと Sturmey-Archerのレバーの組み合わせがどうしてもハイトが合わないとの事。
ニッチな組み合わせなのでこういった症例も致し方ないですが、旋盤加工で台座部分を削って、取り付けネジもカットし、きっちり動作するように改造出来てます。
その他シートクランプのネジもカスタムしたのですが、うっかり写真に入っておらずごめんなさい。
Z-WORKSさんが塗ってくれた塗装もロゴも綺麗でそっちに気を取られました。
今回は即日仕上げで終了です。
うちのフレームも所有してくださっているお客様なので、出来る範囲に最大で頑張りました。

この方の自転車についていたNITTO製のチタンステムとハンドル。
お祖父様から受け継いだものらしく、かなり格好良いです。
MOULTONなどの小径車の改造や修理もお受けしております。
この手の自転車は入り組んだ特殊な構造ゆえに高コストになる事が多いですが、お困りの方はご相談ください。
ステンレスモデルでも修理できます。
お持ち込みでも可能な限りお受けしています。
休みない業務をしてかなり進めたため、今後は比較的落ち着き気味傾向にあるREW10WORKSです。
大作製作のご依頼以外は早めに納車できると思います。
自転車でもそれ以外でも、自分にできそうな事でお悩みのお客様がいらっしゃれば、ぜひお声がけいただければ幸いです。
夏季はずっと定休日もなく営業中ですが、21日火曜日は休業致します。
勝手ながら宜しくお願いします。


今回承った仕様はほぼ正方形断面のバングル。
かなりシンプルな仕様ゆえに素材感がより引き立つ感じがします。

隣のもう一つは六角断面ですが、正六角でなく裏面を削って厚みを落とした六角形です。
表側三面の雰囲気はいつもと変わらぬ仕様ですが、全体の肉厚を落としているので装着した時にゴツさを少しマイルドにできます。
製作の手間は正六角形から削って作るため、少しコストあがります。
いずれもステンレスの上にロウ付けにて真鍮をのせていくのですが、ステンレスに真鍮ロウ付けは安定させるのが大変なのでいつも苦労してます。
ロウ付け後は凸凹なので平滑に仕上げるのも手間が多く大変ですし、ピンホールなどをない安定したロウ付けをするのもまた難しいです。
バングルはサイズ合わせが対面でないと難しいため、原則的に直にお越しいただけるお客様のみに提供しております。
お手数ですがご依頼の際は、せめて受注時の一度だけでもお越しいただけましたら幸いです。
ただひたすらに固いのです、うちのバングル。
REW10SHOPの奥にアトリエがあるSchuness mfg。
REW10の帽子を主に生産し、アパレルなどのカスタムも少々行ったりもしています。
帽子はこのアトリエでフルオリジナルにて手作業で作っております。
ゆえに自転車オーダーと同じく生地や仕様変更などの融通が利きます。
外注工場へ依頼しているとこうは行かないので、ハンドメイドの性質を生かして日々製作しています。

今回はご遠方よりはるばるお越しいただいたお客様より3つご注文いただきました。
いつもうちの製品は単色で渋めなものが多いので、お客様よりこのような仕様でも製作できますか?と恐る恐る相談いただいたのですが、個性的な仕様でも承っているので快諾です。
生地色変更や組み合わせでしたら、今回のような仕様でも製作承っております。
個性は様々です。
普段のオーダー自転車の塗装と同じく、REW10らしい色なんて事は考えずに自由で良いと思います。
ハンドメイドだからこそ出来る事なので自分だけの仕様が欲しい方はご遠慮なく相談ください。



どれも個性的です。
生地サンプルはREW10SHOPに置いています。
パネル全部色違いのクレイジーパターンでも、シンプルな単色でも、お好きなようにご注文ください。
夏季の営業案内ですが、仕事多数なのでしばらく休みなく営業します。
盆休みも土曜日定休日もなくずっと営業します。
進行次第でお休みいただく事もあるかもしれませんが、その際は必ず告知致しますので告知がなければ店舗及び工房は営業していると思っていただいて大丈夫です。
googleの営業日情報もいじっておきます。
最近は少なめな変わり種な自転車の紹介です。

もはや付き合い古くなってきたバイクポロプレイヤー兼現役メッセンジャーのTommy。
なにやら新しいプレースタイルを見出したようなのでVブレーキ台座を新設しました。
怪しげなフィニッシュは粗めの黒錆。
ガツガツとぶつかる競技ゆえ、綺麗なフィニッシュなど望まない自転車。
最初から荒々しいぐらいのほうがさらに風格もでたります。
うちで製作したイカついディスクキャリパー&ローターが懐かしい。
バイクポロで使う実際のボールを手元に、絶対ヒットしないように作りました。
かなり堅牢に作ったのでまだまだ使えます。
新しいスタイルが成就するのを願っておきます。

こちらはスキッドを楽しみまくっているお客様の一台。
26x1.4のタイヤにぴったりのクリアランスで強靭なディスクフォークが欲しいとのご依頼で、フォークのみ作らせていただきました。
見た目が似たようなものでもロード用のフォークとはまるで異なる強度あるディスクフォーク。
ディスクの制動負荷にもしっかり耐えてくれます。
この条件を満たすようなフォークなど、ニッチ過ぎて市販品あり得ないのでオーダー製作というのが生きてきます。
前後のタイヤ径が違くともフレームがホリゾンタルに近く設定できて、まとまり良く出来上がっています。
ストリートはスタイルが自由で縛りもありません。
ぴったりと要望に合わせようとすると、特異な箇所でこだわる人ほど思い通りのものがありません。
彼も自分なりのポジションとセッティング等を日々試して追求し、今回のカスタムはかなり好感触になったと喜んでくれています。

うちの自転車は決まった組み方や雰囲気で組まないといけないというのは、生みの親である自分としては特にありません。
自分がシンプルで渋い色調のものが好みであるだけで、今回のような一台も良い自転車だと思います。
差し色の赤、ステッカーチューンも自由にやってもらったり、色々なスタイルのREW10を見れるのはこちらとして強く望んでいる事です。
こういった変わった自転車の製作やカスタムも随時お受けしております。
自転車はオールジャンル得意、守備範囲の広さはREW10の強みの一つです。
ヴィンテージから新しいもの、ジャンクバイクから繊細で美しいもの、車種は正統派から変種やミックス車種まで色々。
とりあえずはご遠慮なくなんでもお問い合わせいただければ幸いです。
可能なことでしたら積極的に承っております。