自転車作りを主にした、溶接、切削、その他鉄工全般。
オリジナル帽子作り、縫物、Tシャツ等のプリント、メタルボタンやリベット打ち、アパレル製作及び修理改造。
レザーのベルトやバッグの製作、小物製作などの革細工。
上記はREW10が普段からやっている仕事です。
もはや何屋かわかりませんが、仕事と技術の幅には少し自信あります。
今回は革細工の一例を紹介します。
まずは彫師のRON氏より、自転車改造、一品物切削、革物製作と改造、これらの持てる技術を駆使した仕事を承りました。
以前にスペシャルな一台をご依頼くださったり、お手持ちの自転車のカスタムもREW10で度々してくださっている方。
特殊な方向で凝った仕様を好まれるお客様です。
以前作らせていただいたスペシャル自転車にも付けてくださって、実際使って気に入ってもらえているこのレザーグリップ。
手作業削り出しで真鍮特殊リングを4つ、アルミグリップベース2つ、手縫いレザーグリップ2つ、これらを組み合わせて出来上がっています。
すべてハンドメイドの製作で作ると非常に手間のかかる内容です。
このグリップを2つもお使いいただいているのは内のお客様でもこの人だけ。
レザーが分厚く金属部分も超高耐久、多分ずっと壊れない。
仮に壊れたとしても修繕可能。
おそらく一生モノ。
ホーウィンクロムエクセルを用いて作ったトップチューブレザーカバー。
水に濡れても水ジミが出来にくい味わい深いレザーです。
ワークブーツ用のレザーレースで編み上げてしっかり固定しました。
クロムナチュラルは自分も大好物なレザーで、良いムラ感強い奥ゆかしい黒みある茶に育ちます。
これだけではこの方の煮え滾るカスタム熱は冷めることなく、ついでにご依頼いただいたお手持ちのレザートートへのカスタムも承りました。
パニアバッグとしても使用したいとの事で、真鍮のナスカンを3つリベット止めしました。
打ち抜き銅リベットで固定したので雰囲気も強度も抜群です。
ご依頼の相談時に現物キャリアに現物ナスカンを通してチェックしてるので、フィット感も良好。
ショルダー用のストラップも製作、自転車降りたらショルダーバッグにもなります。
元々がご愛用のトートバッグなので、自転車乗ってない時でも自転車感香らずさりげなく使えます。
意外と少し薄い本体だったので、相談の結果で補強兼ねて内袋も一品製作にて作らせていただきました。
REW10SHOP奥の裁縫アトリエにて製作。
たまたま在庫していたバリスティックナイロン用いて製作、真鍮のスナップボタンで本体と繋ぎます。
内袋のおかげで全体にコシが出てます。
RON氏らしいカスタムとなりました。
市販品にはない雰囲気、個性抜群です。
特有なこだわりある同氏、いつも熱いご要望をぶつけてくださり製作意欲をかき立てていただき有難い限りです。
続きまして、映画ちはやふるなどでご活躍の小泉監督からのご依頼品。
映画撮影でお使いになる台本のカバーをレザーで作らせていただきました。
こちらもクロムエクセルのナチュラルを用いました。
しっとりしているので滑りにくくてカバーとして使いやすいと思います。
肉厚も分厚過ぎずちょうど良いです。
納品時にお持ち込みのゴム紐を通して台本をセットしました。
自分の作った製品を手にしてくれた監督が映画の撮影をしてくださると考えるとロマンを感じます。
小泉監督も以前にREW10で自転車を作ってくださり、以来しばしばカスタムなどをご相談いただいて光栄な限りです。
自転車以外でもお力になれるのは喜ばしいです。
こちらはビジネスや冠婚葬祭などにも使いやすくするため、刻印を裏側に配したカスタム仕様のREW10ベルト。
表側には刻印がなくなるのでシンプルにまとまります。
シンプルでも銅リベットや真鍮のバックルとカンのおかげで金属感あふれるベルトになってます。
クロムエクセルなら裏側でもなんとか刻めますが、ノーマルのレザーはキメが荒いので裏側ですと刻めない事が多いです。
刻印有無と移動、幅や寸法など、その他もカスタム仕様でも製作可能です。
自社工房でのハンドメイドなので仕様の融通が非常利きます。
ご自身ならではの仕様をお求めのお客様は、今回紹介したような革細工は勿論、その他でもカスタム仕様可能ですので、とりあえず遠慮なく相談してみてください。
なんでもできるわけではありませんが、可能な限りはやらせていただきます。
お問い合わせは随時お受けしておりますので、電話でもメールでも店舗直相談でも、なんなりとお問い合わせください。