REW10は一体何屋なのでしょうか。
フレームビルダーであり、修理改造屋であり、アクセサリー製作屋でもあり、アパレル生産もしており、植木鉢などその他雑貨も生産、本当に色々作っております。
屋号をREW10CYCLESにせずREW10WORKSにしたのも、最初から色々な分野の製品を製作したかったのが理由であります。
横道それまくっているな、という印象の方もいらっしゃると思いますが、自分としては目論見通りでもあり考えていた以上の事もできています。
REW10でモノを作る時は、自分が心底欲しいと思えるものを作る、というのが一番最初の開発理由です。
そしてよく出回っているものでなく、オリジナリティを必ず込め、自分たちの手作業工程を必ず入れる事も欠かさず行っております。
この理念はブレずにずっとやってきています。
REW10の製品は多岐に渡って増えてきてます。
今後も何か欲しいと思えるもので製作可能なものがあれば積極的に作っていきたいと思っております。
そんなこんなでアパレルも作っております。
若い時から洋服は好きで学業終わったら、セレクトショップか古着屋かアパレルメーカーを自分で起こしたいと思っていた時期もあります。
インポートもののセレクトショップで働かせてもらい、厳しくも有難い先輩方から洋服のいろはと仕事の姿勢を叩き込まれました。
フレームビルダーになりたいと考えてきてからは自転車に熱を注ぐようになり、夢描く仕事も変わり現在に至ります。
REW10の主な業務は鉄工業ですから、アパレルは鉄工仕事で使うワークウエアとしてリリースしているものが多いです。
昔からワークウエアは大好きなのですが、鉄工はじめてからはワークウエアをオシャレ着でなくきちんと労働着として着れるようになり、ワークウエアの使いやすさとタフネスさを噛みしめながら使っています。
うちで作っている自転車と同様で、道具としてさりげなく、シンプルで使いやすい、使い込むほどに良さが出る、こんな空気感を共通させて作っております。
最近は形にするのが大変過ぎる難物でほぼ手一杯でしたが、少ない合間でアパレル生産も進め、久々に新たに生産販売できる在庫確保できました。
久々に装い新たなワークシャツ。
形はシンプルでしっかり堅牢なワークシャツしていて、形もさりげなく気に入っています。
REW10では火を使うので生地はコットン100%でないとダメです。
鉄工の空気感を込め、ボタンはすべて無垢のメタル使用。
今回はベージュのツイルが真鍮と鉄のボタン、デニムが真鍮と銅のボタンです。
ポケットと袖口は真鍮リベットで補強しております。
すべて当工房のプレスで打ち込んでいます。
胸元のプリントも自分たちでハンドプリントです。
早速仕事でガシガシと労働着として働いてくれてます。
そして受注分で一杯だった帽子ですが、こちらも久々に在庫作る事ができました。
刺し子の黒は人気でずっと生地切らしていたのですが、今回良いものが見つかりどっさり生地確保しておきました。
黒刺し子以外にも生地多数ございます。
オーダー製作も承っておりますので、ご相談はなんなりとどうぞ。
REW10SHOP奥のアトリエで作られるフルオリジナルの帽子です。
帽子好きの自分が練り上げたシルエットと縫製方法。
REW10はほぼ一人の業務ですが、アパレル生産は妻も手伝ってくれており、帽子作りはかなりやってくれています。
細部も作り込んでおりタフネスで洗濯もTシャツと同じような感覚で手軽に扱えます。
ワークキャスケットは仕事でもずっと使って、労働着としても本当に気に入っています。
こちらも鉄工の空気感を込めて無垢真鍮天ボタンを取り付け、オリジナリティを出しています。
裏側のネジは自転車でもよく用いるステンレストルクスボルト。
緩みと洗濯に強くするため、自転車でも使う耐水性のあるロック剤を塗布して締めこんでいます。
主な業務で培ってきた技術を用い、繋がりを持って作ると良い作り込みも出来ます。
REW10の商品はどれもさりげなく使えるものばかりです。
変にかまえずガシガシと使っていただけましたら幸いです。
ワークシャツも帽子も今なら店舗在庫ございますし、近々オンラインストアにもアップします。
自転車と同じくアパレルも宜しくお願いします。