2020年9月アーカイブ

炙。








お客様から受注いただいた製作と共に、ステンレス鉢の炙りサンプルを色々やってみましたので紹介します。




Burnt stainless


全炙り。

オーロラみたいな趣の深さ。

かなり好みです。









Burnt stainless


ブラシ研磨後の半炙り。

ガスの青い炎のような雰囲気。

こちらも非常に良し。









Burnt stainless


部分炙り。

炙り色とステンレス生地のコントラストが格好良い。












Burnt stainless



これはお客様よりご依頼いただいた216㎜径の250mm高の大型鉢。

真鍮垂れもある豪勢な仕様です。


ムラが好みのお客様なのでかなり強めのムラを出しました。

見ていただきましたが気に入ってもらえてうれしかった。


炎の揺らめきのようで雰囲気良いです。










Burnt stainless




ステンレスはこのように炙り色で遊べるのが面白いです。

どれも無骨ですが、自分は痛く気に入ってます。


鉄のようには錆びにくいので経年変化は緩やかです。


鉄も炙り色は付けれますが、みるみる錆びて見えなくなってしまうので炙っても無意味です。

当工房の鉄鉢はただの鉄ではなく、腐食に強いコールテン鋼という特殊鋼を用いていますが、やっぱり錆びるのは気になるという方は素直なステンレスを選ばれると良いです。

鉄鉢と肉厚は同等なので強度は相当なものです。



自分の持ち株でもステンレス鉢を増やして色々試してみようと思ってます。


写真の鉢は概ね店舗在庫にしてます。

少し売れましたが、まだありますし受注も可能です。


ステンレスはコールテン鋼より径が豊富にあるので、けっこうサイズが自由です。


お好みの仕様とお持ちの植物に合うサイズでオーダーも承れます。














営業案内。






連休中の営業案内です。

明日19日は定休日にて平常通り休業です。

21日の敬老の日は臨時で休業致します。



20日の日曜日と22日秋分の日は営業します。

勝手ながら宜しくお願い致します。












Mr.Y's URBAN BIKE




春前にフレームのみで納車させてもらったフレームを乗って見せに来てくださいました。


このお客様はREW10の自転車は3台目。

2台目のリピーター様は結構多いですが、3台目は何人もいらっしゃらず光栄の限りです。


3台目となると、オーダー進行なんかはお互いに理解も信用も深くてスムーズに疎通ができます。





お仕事柄でかなり移動で乗ってくださっていて、道具として本当に使いやすいと色々頼んでくださいます。












Mr.Y's URBAN BIKE




REW10の10周年の年にと、ご相談くださり10周年銘が入ったバッジを作らせてもらいました。










Mr.Y's URBAN BIKE



952のXTRはかなり渋くて、自分のかなりのめり込んでいた時代なのでかなり好きです。


こういった格好良さは今の自転車パーツでは失われてしまった領域です。

写真見てるだけでも欲しくなってきますね。




この方は分野新旧問わず様々にご理解深い方、こういった方に乗っていただけて嬉しい限りです。




まだいらっしゃらない4台目所有のお客様は出てくるのでしょうか。


楽しみにしています。



























営業案内。







9月12日の土曜日は本来定休日ですが営業致します。

振替で9月13日の日曜日は休業とさせていただきます。


勝手ながら宜しくお願い致します。








STAINLESS MamaChari post


STAINLESS MamaChari post



こちらは背丈の大きなお客様がご依頼くださったシートポストです。


奥様と兼用のママチャリに搭載すべく、堅牢で長く突き出しが可能なものをとご相談くださいました。


ママチャリ用のヤグラを付けるため先端は分厚くて細くなったパイプをろう付けしています。




銘切が絶対欲しい!という事でしたので、しっかりと我が大和魂を刻ませてもらいました。











真鍮。










事ある度に色々とご依頼くださっている常連様からご依頼のシートクランプです。




REW10 CLAMP




NC旋盤などはない隆天工房ですから、すべて手作業です。


元はただゴツい真鍮丸棒。



精度の必要な内径は旋盤加工をして、ボルトの穴はフライス加工。

すべて手でハンドル操作して切削していきます。




内径をピッタリ合わせ、真っすぐボルト穴をあけ機械加工を済ませたら、後の外周はひたすら手作業。

グラインダ、ベルトサンダー、棒ヤスリ、ペーパー、ひたすら削ります。

これがなかなか大変でかなり地味な作業ですが、削っていく作業は好きなんで根気は保てます。




これも立派な削り出しパーツです。

よく見る削り出しパーツのような雰囲気ではなく、船舶金物のような雰囲気であえて丸っこく作ってます。



鋳物の真鍮っぽい感じで、自分もすごく気に入っています。













REW10 CAP



ヘッドキャップには以前ご購入くださったダマスカス&真鍮のキャップ。


カスタムを本当に楽しんでらっしゃるガッツあるお客様で、いつもやり甲斐あるご相談をくださいます。







生み出した製品がこうして使われているのを見るのが一番嬉しいです。



願わくばずっとユーザー様に愛される工房でいたいものです。















記念の指輪。









作業重視の業務になるほどに写真撮るのを忘れ、更新にかける余力がなくなってしまいます。



ブログやSNSを使ってアピールする事が少々不得手な自分ゆえ、更新頻度が少なくなってしまい申し訳ないです。

更新少なくとも変わらず製作に励んでいます。






最近、指輪の製作ご相談をいただく事がかなり多くなってきました。

元々自転車フレームを主力にしている職人が婚記念の指輪を作らせてもらっても良いのかと、いつも自問自答しています。

でも人生における大事な記念の指輪を自分などにご依頼いただけるのはこの上ない光栄です。



お客様にとって大事な記念品、それをREW10にご依頼くださる事、本当に有難く思います。

それらを忘れずしっかり気合入れて作らせてもらっております。




REW10 RING




ご結婚の記念にとペアリングとしてご依頼くださるお客様が多いですが、お一人様で作られる方や、ご友人で似た仕様を作られるお客様もいらっしゃいます。













REW10 RING




当工房の指輪は非常に固いステンレスをベースに用いています。

そのステンレスに金属加工で溝を掘り、真鍮をろう付けで流して盛り、強く結合させます。


接着などではないので、それはもう強く結合しています。


この二つの素材結合を夫婦の絆に見立て、このような仕様で作り込んでいます。


サイズは勿論、厚み、幅などもオーダー可能です。

基本はステンレスと真鍮の二素材が多いですが、ステンレスのみ単体やその他ご要望もお受けしています。




シルバーやプラチナなどの指輪よりもかなりの強度があるので、長年の使用に耐えます。

通常のステンレスではないので、アレルギー反応も少しでにくいです。


当工房の指輪は無骨な部分もありますが、長い使用でキズなどが付いても格好良いと思います。


酸化被膜などは付けてないので退色はなく、シルバーのように黒ずみもないので扱いやすいです。



ステンレスダマスカスのリングもありますが、長年の使用で杢目は少し薄くなるかもしれません。





指輪の製作ご相談、随時お受けしております。

指輪以外も数多の製作のご相談もお待ちしております。

















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