常連様よりオーダーいただいたベルトです。
ロゴは巻いた時に隠れる位置のバックル付近。
このお客様はスーツでのお仕事をしてらっしゃる方、スーツをよく着る方やよりシンプルなものを好む方へ提案している仕様で考慮したロゴ位置です。
巻いた時見える位置にロゴが来るとカジュアル感が強くなります。
今後のノーマル仕様はこのロゴ位置に設定するかもしれません。
バックルはうちのノーマル品とかなり似てますが、実はお持ち込みで英国の老舗メーカーWhitehouse Coxのバックル。
セレクトショップ勤め時代に財布などを好んで使っていて、当時の良き記憶が蘇ります。
このお客様とは同世代で、アパレルの趣味の話などが尽きなくて面白い。
かの昔から好んでいるものが似ていて、いつもお会いすると長話に付き合ってくださいます。
この商売の楽しいひと時です。
当工房のベルトは職人が仕事で使うベルトとして設定したベルトで、シボのあるレザー、無垢の真鍮部材、打ち抜き銅リベット、といった堅牢で無骨な仕様です。
幅を30㎜に設定し、巻くと銅リベットは見えなくなりシンプルにまとまるので、カジュアルからスーツスタイルまで色々と使えます。
昔から色々なベルトを試してきて、こんなベルトがあったらいいなと思えるものを作っております。
シンプルだけど、よく見ると無骨で粗野、そして高耐久。
REW10のベルトはこんなベルトです。
攻めた仕様の穴2つ。
巻くとソリッド感が凄いです。
体形が変わらなければ実際使う穴って1つか2つだけなので、潔い仕様です。
こういった仕様はノーマルではないので、お問い合わせくだされば受注承れます。
この方は長さもオーダーです。
自分の手で作っているものなのでこれぐらいの融通は利きます。
何かお考えの方はご遠慮なくお問い合わせください。
まだまだ各種の入荷状況は良くないですが、自分の手は少し落ち着いてきたので、今後材料が確保できるものに関しては商品の在庫製作も進めたいと思っています。
受注分で手一杯でこれほど在庫がないショップのままでも申し訳ないので、少しずつですが在庫増やせるように頑張ります。