CUSTOM・REPAIRの最近のブログ記事
カスタム作業の紹介の前に軽く営業案内です。
27日の日曜日は開店時間が少し遅れまして12時から開店となります。
勝手ながら宜しくお願い致します。
昔懐かしいLOOKのKG271の折れてしまったハンガーです。
これを直してほしいというご相談をいただきました。
このエンドはリアセンターを可変出来るようになっており、裏側にフレームへ引っ掛かる突起などもある構造。
ロゴ以外オリジナルそのままの形状で削り出して復元できますが、手作業で造形するのはコストがかかります。
ある程度コストも落としつつ、今後同じようなトラブルに見舞われた場合を考慮し、パラゴンの交換ハンガーを加工してネジ止めする事ににしました。
出来上がりはこんな感じ。
二重にパーツが重なって少し付けた感もありますが、自転車として機能させるには十分です。
次から曲がったり折れたりしても、ハンガーを少し加工すればネジ留めで交換可能。
全体の写真は撮ってないですが、20年ほど前のフレームでも古さを感じさせない雰囲気。
エンドが壊れたぐらいで諦めて欲しくなく出来れば大事にしていただきたいものです。
REW10では主に鉄系自転車の修理改造を得意としておりますが、切断、切削、研磨などの溶接工程が無い作業でしたらアルミやチタンなどでもご相談お受けしています。
フレームのクラックなどは溶接が必要ですので、クロモリやその他鉄やステンレスは修理可能ですがその他素材は直せませんのでご注意ください。
ちょっと番外編の紹介です。
このお客様が園芸を嗜まれているという事で我が副産物のPOTAL耐候性鉢も一緒に製作ご依頼いただきました。
育ててらっしゃる植物に合わせて寸法決め、各部合わせられるオーダー鉢です。
作れる外径には限りはありますが、高さなど㎜単位で概ね自由です。
完成後に植え替えもして欲しいとの事でしたので、鉄工屋のくせに園芸的なサービスをさせていただきました。
お持ち込みのユーフォルビアゴースト。
この手の植物は自分も多く育てているので適した用土で植え替えさせていただきました。
鉢の高さを全体の雰囲気に合わせているので、バッチリ格好良くなってます。
趣味の園芸で鉄鉢使い始めてからそれなりの月日が経ってますが、特に不調もなく使えています。
園芸で金属の鉢が使われるのは少なく、ハンドメイドですと金属鉢など皆無に等しいぐらい。
十分調子良いのでもっと使う人が増えても良いのかと思いますが、少ないからこそ個性として楽しめるところもあります。
金属フェチの園芸好きの方、REW10の仕事と同様にPOTAL鉢もご依頼お受けしております。
メール不具合ある程度直っております。
まだ少しだけ不調の片鱗もありますが、今後は従来のinfo@rew10.comへメール送ってください。
ご迷惑おかけし申し訳ありませんでした。
明日の台風で何かなければよいですが...皆様もお気をつけて。
すっかり仕事の紹介も出来ておりませんで、こちらも本当に申し訳ありません。
相変わらず難物的仕事が多く、不器用な自分は更新できなくなってしまいます。
今回は以前よりあくなきカスタム魂をぶつけてくださっているお客様のカスタム品を紹介します。
以前に施工させていただいたこちら、旧輪界の遺物TANGE SWITCH BLADE。
SWITCH BLADEと言いだけあって変える事が出来ても替えのブレードがないというのはもはや愛おしいところ。
以前のカスタムから調子よく使っていただいていたようで嬉しい限りでしたが、さらなるカスタムをご依頼いただきました。
純正のカンチ台座からディスク化したいというご要望です。
取り付けたディスクタブ。
応力を分散するためいつもこういった付け方をしてます。
メタルにはISO規格が一番です。
ホイールがすっぽ抜けないように左右のブレードを入れ替え、爪の向きを変えました。
この辺はオーナーさんの趣向が色濃いところ。
前回やらせていただいた真鍮の下玉レースに合わせ、真鍮のキャップを作らせていただきました。
この後期型のSWITCH BLADEにはアルミキャップが純正で付いてますが、固定方式だけ変えて形状は純正を踏襲してます。
相変わらずREW10と言えば真鍮、輪界で真鍮と言えばREW10です。
不要になったカンチ台座を勿論綺麗に切除しています。
挿入してクランプする部分には付き物のコーティングのちょっとした問題。
塗装は膜厚があるしキズが付くのでNG、ゆえに基本的にメッキとなります。
このフォークの純正状態も黒メッキです。
塗装でもメッキをかけず出来るよう、クランプ部分に旋盤加工で作ったステンレススリーブを入れました。
独自に作ればクランプの締め込みにも耐える肉厚が作れるし、ステンレスならコーティングの厚みやキズなど気にせず素地でいけます。
クラウンの根本に見えるちょっとした段差がステンレスの部分です。
この段差は塗装する際のマスキング位置にも最適だし、下に落ち込む事を防止するストッパーの役割も兼ねてます。
製作したステンレスと元のブレードを良い塩梅の精度で入れて、ロウ付けでしっかり接合してます。
ステンレスに流すロウ付けは少々やりにくいので注意しながらしっかり密着させます。
ついでにこの時代特有のジオメトリーを少し改善させるため、ブレードは切らずに旋盤小物で延長する形をとって肩下伸ばしてます。
見えないロウ付け差し込み部分も長めに取ってますので強度もいささか強化できたかと思います。
自分もSWITCH BLADEは好きで持っていましたが、知人の熱意に負け譲ってしまいました。
改めて見るとやっぱり格好良いパーツだと思います。
こちらは一緒にご依頼くださったステムのカスタム品。
NITTOさんの二股を短くして、クランプを31.8㎜に変更してます。
ノスタルジックなのか新しいのか、良い雰囲気のあるステムになってます。
カスタム魂の熱い方、熱いご依頼お待ちしております!
今回はもっと制動力を向上させたいというカスタム内容です。
純正のフォークに適合するブレーキの中で制動力をしっかり確保できるものがなく、Vブレーキ仕様のフォークを作らせていただきました。
奥様とお子様に確かな安全をお求めの旦那様の探求心たるや、凄まじいもの。
以前のカスタムから制動力に不安をお持ちだったので、今回のフォークを取り付けるまでに色々試しています。
フォーク作る前にBMXのUブレーキなども付けてみましたが、しっかり制動させるには少々足りない動作感だったので、最後の手段かつ今回の自転車には最高峰の選択肢であるVブレーキの付くフォーク製作をすることになりました。
ディスクブレーキを付けるという事も相談話に挙がりましたが、ママチャリ使用だとローターを曲げてしまいそうという事を気にしてらしたのでVが良いという流れに。
Vは一度付けてしまえば手軽なのも良いところ。
懐かしパーツのデンデン虫付きなのも良いところです。
狙い通りでしっかり制動します。
これならとりあえず不安要素は拭い去れてます。
フォークは強度をがっちり上げるためにディスク用の厚いブレードで組んでます。
こういった類の自転車はスポーツ用途とは異なり多少の軽量化などほぼ意味を成しません。
それよりもしっかりとした強度が大事、壊れるなんて事はあってはなりません。
ついでに走破性確保と走行感向上のため、前輪を18インチから20インチにサイズアップ。
ジオメトリーを変えないようにヘッドチューブの下側を長くなった分だけカット。
切り代にちょうど良い余剰分もあったのでバッチリきまってます。
オーナーさんも自分も乗って確かめましたが、純正より総じてかなり良くなった感触でした。
この手の自転車はスポーツバイクの製作技術とは異なるものが求められますが、この辺は得意分野です。
組付けと塗装はまた旦那様が進められました。
諸々の箇所で良い手法をとられていて、本気でありながらも抜きどころもしっかり理解してらっしゃるプロ顔負けの仕上がりであると言えます。
カスタムしない純正でも良い自転車ですが、この自転車は道具としてさらに優れたものになったと思います。
とりあえずこれですべて終わった感触。
このお方の探求心と柔軟性はこちらも学ぶ部分が多く、本当に良い仕事をさせていただけたと思います。
色々な苦労を経てやっと完成、達成感とともに一抹の寂しさすらあります。
ゼロベースからのオーダーでなく、市販品のカスタムでも本気でやればかなり良いところまで持っていけたりもします。
今回のような自転車はすべて作っているととてつもない金額になってしまうので、今回はゼロベースで作るより市販品カスタムでないと難しいケースです。
車種やカスタム内容によっては限界もありますが、出来る事ならば積極的にお受けしてます。
ママチャリだから工賃も安い、高級車だから工賃も高い、こんな事はでなくすべてかかった手間に比例して工賃がかかります。
今回の仕事はママチャリですが、電動三輪車という性質で手間がとてつもないので安くないです。
このように元の商品価格や車種関係なしに手間分の工賃はかかります。
守備範囲の広さには自信があります。
熱心にお考えの方はぜひご相談ください。
シートポストやクイルステムが固着してしまったのですが、出来ますか?いくらですか?
というお問い合わせは数多くいただきます。
結論から簡潔に申しますと返答は以下です。
概ねすべて抜けます。
いくらかはやってみないとわかりません。
お問い合わせいただいても、実際お越しいただいても概ね返答はこうなります。
固着したものを引っこ抜く、文章で書くとなんとも簡単そうで問題なくできそうですが、固着の度合いと施工内容によって価格は大きく変わります。
一律価格などでは出来ない仕事内容です。
固着を抜くにはどれほど強烈に固着していて、固着してる箇所がどこで、どういった施工までして進めて良いのか、これらで手間が大きく変わります。
REW10の仕事はすべてかかった手間を時間換算するのと、かかった材料費の合計で詳しい価格がわかります。
色々な仕事をやらせていただいた経験則に基づいてのある程度の予測はできますが、ワタクシめは魔法使いでもなければ透視能力のある超能力者でもありません。
どれほどの度合いで固着しているかは見ただけではわかるものではなく、実際に手を付けてみないとわかりません。
炙って抜くなんて手法もありますが、塗装焼いて良いのか良くないのかによっても大きく作業内容が異なります。
シートポスト固着を塗装傷つけないで抜いてくれとなると、自在リーマーで少しずつ削っていくみたいな作業になりますが、この作業には魔が潜んでおりましてとてつもない手間と筋力も消費します。
この作業は固くて分厚いシートポストなんかですとそれはもうきつい作業になります。
削り取る場合は、固着具合、ポストの素材、肉厚、差し込み長さ、こういった条件で作業の手間がかなり変動します。
炙れば概ねの範囲内で済む事は多いですが、その見返りに塗装がガッツリ剥げます。
実際手を付けてみるといとも簡単に抜けてしまう事例も稀にありますが、そうなるとかなり安い工賃です。
一律工賃でわかりやすい返答をしたいところではありますが、このようにやってみないとわからないという仕事なわけで、これを一律工賃でやろうとするならば平均値を取る事になります。
いとも簡単に済んでしまえばものの数秒でもかなり高い工賃になりお客様に非常に申し訳ない事になります。
とてつもなく難物な場合はこちらのいただける工賃がかなり低いものとなり泣きたくなります。
公平にすべてかかった手間に対して明朗会計にしたいので、やってみて抜けたまでの工賃か、いくらぐらいまでの工賃ならOKとお伝えいただきそれ以上になりそうな感触なら深追いせず工賃無しで返却という形をとらせていただいてます。
当工房は成功報酬としていつもお代をいただいてますので、よほど特殊な案件でもなければ抜けなければ工賃はいただきません。
どんなものでも概ね抜けはしますが、度合いと手法で大きく変わる内容が固着抜きです。
今までの工賃振り幅がどんなものであったかというと1000~70000円ぐらいまでの落差があります。
炙ってOKならおおよそ20000円以内ぐらいで済む事が多いです。
今回ご依頼いただいたのがステムの固着抜き。
お客様のほうで切られたこの状態で持ち込まれてます。
実際どれほどの度合いなのか、お客様の目の前で手始めに度合いを確かめつつ行う作業を見ていただきました。
シートポスト固着では出来ない作業ですが、クラウン側から鉄の丸棒を入れて玄翁でひっぱたきます。
軽度~中程度までならこれで抜けます。
自分も余剰な過大請求などしたくないので、実際に見ていただく事で見えない度合いを目の当たりにしてもらってます。
こうする事で今回は比較的重度であるとという確たる証拠となります。
ここで済んだのなら工賃はかなり安いです。
クラウン側からどの辺りでステムが固まってるかは視認出来るので、幸いフォークコラムなのでおそらく今回は塗装には影響ないでしょうと伝え、今回炙って抜く事になりました。
でもこれも炙ってみないと塗装がどう焼けるかなど保証出来るものではないので、変色や焼けてしまう事もリスクとしてご了承いただかないと施工は出来ません。
無事抜いて、ネジを整え、内径も研磨すると今回はこうなりました。
あくまで一例にすぎませんので必ずこうなりますという事ではありません。
ステムよりもシートポスト固着のほうが厄介な事が多いです。
BB側からひっぱたけませんし、炙ると広範囲が焼けます。
固着は不可抗力ではなく人災のようなものです。
一番は雨ざらし管理で引き起こされます。
雨の日に乗る程度なら風と振動で水が切れるので全然良いのですが、雨天時にそのまま保管はフレーム内部やパーツの劣化と錆を進行させるのでかなり自転車にとって良くないです。
雨がかかりにくいような軒下や渡り廊下や外階段やカーポートの下、これらも屋内に比べると意外に良くないです。
自転車カバーみたいなのを被せて屋外に保管も少し注意で、特に雨天時や梅雨時は中がかなり蒸れますのであまり良くないです。
自転車の屋外保管はどうやっても各部の劣化を呼び込みます。
自転車の保管は上記軒下などでなく完全な屋内が良いです。
人が快適な空間で家族のように一緒に過ごしてあげると自転車も喜びます。
大事にされてるなら屋内に置き場所を確保してあげてください。
雨ざらしに続いて厄介なのは油分切れです。
両方で長期となるともう大変です。
固着は適切な管理をすれば必ず防げます。
管理を怠ると固着が生じます。
愛車の管理、気を付けてくださいね。
ハッと思ってしまった方、すぐに雨ざらしをやめ場所変えるか、すぐにシートポストを抜いてグリスを補給してください。
残念ながら固まってしまってたら...REW10にご一報を。
よくご自身で深追いしシートポストの突き出し部分を根本でカットしてしまう方も多いですが、余計に抜きにくくなるだけで工賃上がりますので、深追いはせずそのままお持ちください。
深追いされるほどに抜くのが厄介になりますのでご注意を。
なんにせよ早いほうが良いです。
ぜひ愛車を大事になさってください。
10年ほど前の創業間もない頃から数年間ぐらいはよくご依頼いただいていた、一つのフレームでギアード兼シングルにするカスタム、久々にご相談いただき施工させていただきましたので紹介します。
シングル用のフレームをギアードにしたい、ギアード用フレームをシングルにしたい、双方ともにカスタムできる事が多いです。
新しく自転車増やしたくない方、乗り方変わってしまって乗る機会が少ない方、一台で振り幅を広げる事ができます。
一つのフレームで両方組める汎用性を設けるカスタムです。
詳しいカスタム内容はご相談によって色々と出来ますが、今回はシングルのフレームをギアード対応仕様にしつつ、ディスク台座を新設するという内容です。
今回はエンドを差し替えずにトラックエンドのままでギアードにします。
エンド差し替えると工賃がそれなりに上がってしまいますし、ストレートドロップにするとシングルへ戻しにくいという事で、エンドは元のトラックエンドのままで進めました。
トラックエンドにひっかける市販のタブを付ければトラックエンドのままでもディレイラーが取り付けられます。
元々シングルのフレームなので、リアメカ用のアウター受けも新設してます。
シングル仕様の時はこうなります。
タブを取り外せばシングルで組んだ時も何もなくすっきりです。
さらにアウター受けダボまでネジで取り外せるようになってますので、リアメカ搭載しない時もダボが残らずここすっきり抜け目ないです。
ダウンチューブのシフト用アウター受けダボも同じように取り外せるようになってます。
こうする事でシングルで組んだ時の納まりの良さはまるで違います。
ディスク台座はシングルでもギアードでも双方カバーできます。
写真撮り忘れましたが、ディスク用のアウター受けダボもトップチューブとシートステーに増設しております。
シングル搭載時はチェーン調整によってホイール位置が変わるのでディスク台座も可変式にしキャリパーの位置も変えるほうがベストではありますが、可変式ディスク台座の施工は通常より少々高く付くので、台座は今回固定式です。
位置によってはキャリパーとローターの関係が少し甘くなりますが、概ねの位置で問題なく動作するぐらいの位置には設定してます。
元々ディスク対応のフレームでなくとも補強のブリッジを入れれば強度と制動力の面で問題ないです。
リアのディスク台座はこういったカスタムでディスク追加クリアできますが、フロントフォークは大元から変えないとディスクの負荷には耐えれないので、今回は市販のフォークでお客様ご自身でご用意いただく形です。
別件でしばしばご相談いただきますが、ロードやピストのフォークへディスク台座を追加するのは概ね施工不能です。
台座を追加するだけならば全く難しくないですが、元々繊細なフォークへ負荷のかかるディスクを付けるとかなり高確率で反りが出やすいです。
ディスク台座を取り付けるのが目的ではなく、しっかりと強靭に動作するディスクブレーキ取り付けなければ元も子もないです。
当工房は可能であれば様々なカスタムをお受けしてますが、通常のロードやピストのフォークへのディスク台座取付は強度が保てない事が多いのでREW10でも数少ないお断りする内容です。
とりあえずの相談はOKですが施工不能な事が多いです。
MTB等のフォークエンド付近までパイプが太いフォークは取り付け出来る事も多いので、古き良きフォークをディスク仕様に生まれ変わらせたい方はご相談ください。
今回は各部簡易クリア塗装でフィニッシュです。
よくあるスプレー缶で吹いているだけなのでこの手の塗装は非常に安価で承っておりますが、塗膜の美麗さと強靭さではプロの塗装屋さんにははるかに及ばないクオリティです。
しっかりコーテイングしたい方は別途塗装費用かかりますが、いつもお願いしているZ-WORKSさんに塗装出しますのでご相談ください。
今回のようにコストカット理由やいかにもカスタムしたという焼け跡残すお客様も多数ですが、カスタムついでにペイントも変えるのも良いと思います。
各部カスタムは勿論、付随して塗装やパーツ組付けなども承っております。
鉄系フレームのカスタムならかなり強いREW10です、ご相談はご遠慮なくどうぞ。
5月5日の日曜日は臨時で休業としておりましたが、変更して営業致します。
GW中に様々なお客様より頂戴した仕事が増え先に入っていた仕事を早めに進めたいのと、お客様のご来店希望があり変更です。
連休も毎週土曜日定休のみとなり、すべて平常通りです。
頂ける仕事があるのは本当に有難い限りですので、休むより工場や店舗で手動かしているほうが安心します。
二転三転して申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
フロントキャリアユーザーへの決定版。
直付け専用ダボを装備すればもう安心です。
停車時に大きな威力を発揮、乗車時はステアリングに影響ありません。
便利なこのパーツを確実に固定されたい方はぜひご相談ください。
以前紹介したカスタム三輪自転車、オーナー様ご自身であくなきカスタムをされてきました。
エンジニアのお仕事やっているだけあって出来栄えの良さが凄まじい。
ご自身が刷毛塗りで塗装。
結構うまくいっており違和感無し、素晴らしい。
カスタムした焼けた跡が無くなるだけで一気に製品感が増します。
ミシンも扱えるこのお方。
ご自身で縫われたバンド、お子様の安全性と安心感もバッチリ。
さらに安全性を考慮したリフレクターも縫い付け。
後方だけでなく横まで、抜け目ないですね。
この自転車のカスタムを自分が承っても、絶対このチョイスであろうゴムペダル。
この手の自転車は普通の自転車好きが付けるようなイキったパーツは似合わず、チープで気の利いた実用感あふれるパーツが良いです。
相談時からおそらく木張りと伺っていたので付けやすくしたつもりですが、想像以上によく納まってます。
奥様のペダルを回す足と、お子様の足が干渉しない絶妙な位置。
色々相談して練り上げてよかったです。
少し趣向性の入ったハンドル、奥様の乗車姿勢を考慮するとこれがベストに近かったようです。
日東さんのダルメッキのさりげなさが良く似合っております。
よくぞこのサドルを付けてくれたと言いたい。
たまたまお持ちだったようで、これしかないと装着したらしいです。
松下電器産業のブランドであるナショナル、パナソニックの自転車に合わないわけがない。
このお客様は本当に熱心なお方で、納車以後もしばしばカスタムの経過や相談をするため足繁くREW10へいらしてくださいます。
ご相談にいらしてくださっている旦那様ご自身ではあまり乗らない自転車ですが、カスタムの探求心が凄いのはご家族への愛がゆえ。
その後が見れない自転車も多いので、こうして仕上がっていくのを目の当たりに出来るのはこちらも楽しいです。
まだまだ探求は終わらず、現状であまり効かないフロントブレーキをどうしようかと楽しく談義しながら煮詰めています。
フロントブレーキは安全面でも大事なところですが、いかんせん付けられるブレーキが限られるので色々な制限がかかります。
とりあえず現状仕様で出来る打開策をアドバイスしつつ工房に転がっていたパーツも提供し様子見です。
効果がさほどでなければ次なる手を打ちます。
REW10は自転車店でなくカスタム屋。
出来る作業の幅は手広いです。
お悩みの方はぜひご相談ください。